焚き火で作る自家製ハム!豚ロースと鶏モモ肉が大変身!

今回の車中泊キャンプで是非ともやりたかった事。それは、「焚き火料理で自家製のハムを作る!」という事です。

以前、キャンプの際に焚き火で作った肉料理がとっても美味しくて。その美味しさを再現すべく、もう一度作ってみようという事になりました。


食材はなるべく大きなブロック肉が良かったので、豚ロース肉と鶏モモ肉の塊をスーパーで調達。本当はスペアリブも欲しかったけど、無かったのでこの2つでやる事にしました。

使った道具は焚き火台と、食材を乗せる為に用意したトライポッド(+調理テーブル)。トライポッドは、カインズ製の安物です。

焚き火台とトライポッドで調理_1_180616

このトライポッド、写真のような丸い調理テーブルが付属していてなかなか使い勝手が良いんですよね。焚き火を使った料理が簡単に楽しめるようになっています。

調理テーブルの高さ調整はチェーンの引掛け位置を変える事で可能。トライポッド自体は華奢な作りで組み立ても少し面倒ですが、使用頻度は低いのでまあ良しとしましょう。

焚き火台とトライポッドで調理_2_180616

その付属の調理テーブルをトライポッドにぶら下げ、購入した生肉を乗せて調理を開始。

生肉は事前に、「マジックソルト」を擦り付けて1時間程度寝かせてから使いました。(下味を付けるため)

薪の位置を変えたり、テーブルの高さを変えて火力を調整。食材に直接火が当たらないように、煙で燻す感じにするのがコツですかね。

焚き火台とトライポッドで調理_3_180616

調理時間として見込んでいるのは、およそ2時間。

2時間といったら長い感じがしますが、基本は放置で焚き火遊びがメイン。時々薪をくべたり火力をチェックする程度ですので、楽しく時間は過ぎていきます。

遠火で食材の中までしっかりと熱を通しながら、煙で香り付けをする。

焚き火調理とキャンピングカー_180616

調理開始から1時間くらいが経過すると、周囲にはローストされたお肉の何とも言えない美味しそうな香りが漂ってきました。

時々、肉汁が薪に落ちて「ジューッ」という音も聞こえてきます。

この時、あまり肉汁が落ちないように(旨味が逃げないように)火力を調整。適度に火から調理テーブルを遠ざけてやる事も大切になってきますね。

焚き火調理中_1_180616

ある程度時間が経過したところで、調理テーブルの下から食材を確認。

何とも美味しそうではないですか。焼肉とは違い、長時間かけてじっくりと火を通したお肉というのは、ツヤツヤしている感じさえします。

これを後から食べられると思うと、涎が落っこちてきそうになりますね。

焚き火調理中_4_180616

上から見ても完璧。

黒光りしている塊肉は、焚き火料理の醍醐味といったところでしょうか。上の写真が大体、調理開始から2時間くらい経過した時のものです。

外は良い色が付いていますが、果たして中はどんな感じになっているのでしょう。ハムっぽくできたのかな?

キャンピングカーでキャンプ_180616

という事で、ここで火から下ろし、アルミ箔の上に取って粗熱を取る事に。

暫く放置して、その間はサイドオーニングの下で雑誌を読んだりして寛ぐ事にしました。

何故火から下ろしてすぐにカットしたり食べたりしないのかというと、まだお肉が温かいうちに切ってしまうと、肉汁が溢れ出して旨味が逃げてしまうから。

小鰯の刺し身_180616

ここは小鰯の刺身でもつつきながら、じっと待つことにしましょう。

焚き火料理はこのように、時間のかかるものも結構ありますので、刺身なりお菓子なり「ツマミ」になるものを用意しておくと退屈しませんね。

キャンプ場に到着したら既にお酒を飲み始めていると思いますから、空きっ腹で飲まない事も重要になってきます。

さて、粗熱を取ったらいよいよ! 調理した塊肉をカット!

焚き火でハムが完成_180616

おお~~! なんて美味しそうなのでしょう。まるでハムのように仕上がっているではないですか。

自家製のロースハムと、鶏モモハムが完成しました。

早速食べてみると、これが旨いのなんのって。煙で燻した事により、燻製のような風味まで感じる事ができました。

焚き火でハムが完成_2_180616

上の写真は、余ったものを自宅に持ち帰ってから撮ったもの。明るい照明を当ててやると、その美味しさが一層伝わってきそうですよね。

あの生ブロック肉が、こんなに美味しそう(実際に美味しかった)なハムに変身しました。

遊びながら楽しめる焚き火料理。これはクセになりそうですね。


-前日予約。もみのき森林公園オートキャンプ場- (2018/06/16)

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