新しく購入したogawaの新製品、「カーサイドシェルター」の試し張りをする為、N-VANとフリードスパイクの2台で「もみのき森林公園オートキャンプ場」を訪れました。
こちらのキャンプ場はなんと、オートサイトであれば車2台まで追加料金無しで横付けが可能。2台で車中泊キャンプを楽しむには、もってこいなのであります。
因みに、タープとテントはそれぞれ一張まで。それ以上張る場合には、追加料金がかかるようになっています。
という事で、現地に到着したら早速、サイトのセッティングを開始。荷物を下ろしつつ、車中泊態勢を整えていきました。
今回の車中泊キャンプで道具を積載してきたのは、N-VANのみ。「カーサイドシェルター」こそ張りますが、テントは張らないので荷物は少なめですね。
先ずは、荷物を下ろして広くなったN-VANのフロアをベッドメイク。寝床を形成するのは、コーナンオリジナル商品の「省スペース敷布団」です。
これ、一人用の車中泊ベッドにもってこい。折り畳んでおけば自宅での収納に困りませんし、展開してフロアに敷けば、そこそこのクッション性が確保されます。
幅、長さともに一人車中泊にうってつけ。N-VANでは無理ですが、2つ並べて敷けば二人での車中泊でも使用できそうです。
そしてもう1台、フリードスパイクの方はというと。
こちらは普段からベッドメイク済み。なんと、カミさんはこの状態でフリードスパイクを通勤に使っています。
昼休みなど、お弁当を食べたりお昼寝などにも重宝するスペース。
夏場は無理ですが、今の季節などは調度良いですね。バンブー製のテーブルは通常、折り畳んでいます。
そのフリードスパイクと、N-VANの2台を縦列で並べて車中泊キャンプ。車を2台横付けできるオートキャンプ場は、意外と少ないかもしれませんね。
そういった意味でも「もみのき森林公園オートキャンプ場」は素晴らしいです。(これを書いている現在は多分、冬季閉鎖中)
そしていよいよ、「カーサイドシェルター」の登場。
どうです? N-VANにピッタリだと思いません?
高さ的にも横幅(車両の前後)的にも調度良い大きさ。「N-VAN用か?」と思えるくらいにしっくりときています。
車両への取付は付属の吸盤にて。この吸盤がかなり強力で、あまり強く取り付けてしまうと、車両の鉄板が窪んでしまいそうになるほど。
ただ、吸盤の位置合わせはそれなりに難しかったので、ある程度位置が決まったら、位置合わせ用のロープ等を作っておいた方が良いかもしれません。
あと、N-VANの屋根はかなり高いので、取り付け作業には脚立が必須。私は常時、耐荷重のあるプラスチック製の折り畳みチェアを、N-VANに積載させています。
「カーサイドシェルター」は左右(車両前後)のパネルをオープン可能で、フルクローズさせる事も可能。このフルクローズが、このアイテムの最大の特徴となっています。
下の写真は翌朝のものですが、雨に降られてもシェルター内のキャンプ道具は濡れる事はありませんでした。
雨に降られないにこした事はありませんが、思わぬ感じで雨天のチェックも行う事ができました。(この日は雨が降らない天気予報だったのになあ・・・)
さすがはogawaの製品といったところでしょうか。細部に渡って作りが丁寧で、華奢な部分は無し。強度も、防水性もバッチリです。
まさに「職人品質」といったところか。
ただし、「カーサイドシェルター」を張ってしまうと、助手席のドアをフルオープンさせる事ができなくなってしまいます。
パネルの開口経がもう少し大きかったら、開けられそうなのですけど。この点だけ、期待とは少し違いました。
でも、トータルで言えば大満足の製品。これがあると、車中泊キャンプがさらに快適なものになりますね。
車内とシェルター内がシームレスに繋がるので、その間の行き来が自由。物を取ったりなど、かなり便利です。
この時期は暖を取りやすいというのもメリットになるでしょうか。シェルターをフルクローズさせ、車内でセラミックファンヒーターを稼働させればまるでツールーム。大人の秘密基地の完成です。
そんな快適空間で楽しんだ車中泊キャンプ。次回はシェルター内の様子などもお伝えしようと思います。