約2時間のフライトを終え、新千歳空港には午後1時前に到着。ターミナルに降り立つと、窓から差し込む柔らかな光と、どこか澄んだ空気が「北海道に来たんだな」と静かに実感させてくれます。
昼食はまだでしたので、まずは何か北海道らしいものをいただこう、という流れに。新千歳空港にはグルメコーナーがあり、海鮮をはじめ、丼物やラーメンなどのご当地グルメの店舗がずらりと並んでいます。
歩くだけで湯気や香りが混ざり合い、旅の食欲を刺激。何をいただこうか?と想像をめぐらすのも、たまらなく好きな時間です。
目移りするばかりですが、とりあえず軽くということで、ラーメンをいただく事に。
グルメコーナーの一角には、北海道を代表するラーメン店が軒を連ねている「北海道ラーメン道場」という特別なエリアがありました。中には、私たちが住む広島でも名前を知っているような有名店も。さすがに長い行列ができていて、人気店の風格というべきか。
もちろん、行列に並んで味わうのも旅の醍醐味ですが、北海道旅はまだ始まったばかり。この先、美味しいものはいくらでも出会えるはずです。ここは無理をせず、すぐに席に着けそうなお店を探すことにしました。
そして選んだのが「札幌ラーメン 雪あかり」。旭川ラーメンも美味しそうで気になりましたが、今回の旅程に旭川は含まれていません。今いるのは札幌(新千歳空港)。となれば、札幌ラーメンを選びたくなるのが心情というものです。
メニューは豊富で、一番人気の「バターコーンラーメン」から「もやしラーメン」まで。トッピングが多彩で、スープは味噌・醤油・塩から選べました。大盛りは200円増しで、ハーフは200円引き。
普通なら迷いそうですが、ここは迷いなし。私の中では「札幌ラーメン=味噌」という方程式がしっかり成り立っています。かみさんも同じ考えのようで、スープ選びは即決でした。
あとはトッピング。メニューを眺めた結果、私は「ねぎラーメン味噌(税込1,280円)」を、かみさんは「野菜ラーメン味噌(税込1,150円)」を選びました。お値段は少し高めですが、空港価格としては妥当なところか。何より、フライト後すぐに温かい一杯をいただける利便性は大きいです。
スーツケースを置ける場所も、座席以外にスペースあり。空港店ならでは、旅人にはありがたい配慮です。
肝心のラーメンはというと、注文から着丼までは一般的な待ち時間。行列に並ぶよりははるかに時短で、早くも北海道グルメを味わえるのですから、満足度は高いです。
麺は「西山製麺」製の中太ちぢれ麺で、スープが跳ねやすいタイプ。無料で使い捨てエプロンを借りられるので、遠慮なく使った方が安心して食べられます。
スープは昆布だしがふわりと広がる、上品な味噌。コッテリ系が好きな方には少し物足りないかもしれませんが、旅の最初の一杯としてはちょうど良い落ち着き。かみさんとトッピングを分け合いながら、ゆっくりと味わいました。
さすがは北海道。旅はまだ始まったばかりなのに、いきなりレベルの高いご当地グルメをいただくことができました。




