今回の旅の楽しみのひとつは、ホテルでいただく朝食ビュッフェ。旅先のグルメを朝から味わえるなんて、なんとも贅沢ですよね。そんなわけで、前半2泊・後半3泊のすべての宿泊プランで、迷わず朝食ビュッフェ付きにしていました。
まずは1泊目、「アパホテル(札幌すすきの駅前)」での朝食から。こちらのホテルは「スマートステイ」を掲げていて、15分・45分の時間帯を推奨することで、混雑を避けた快適な利用を案内されています。
確かに、人は「7時ちょうど」や「7時30分」といったキリの良い時間を目指して動きがちですよね。その中間の時間をあえて選ぶことで混雑を回避し、比較的ゆったりと朝食を楽しめるようです。
そこで私たち夫婦も、部屋のシャワールームで早めの朝風呂を済ませ、7時15分を目指して朝食会場へ。会場に着いてみると、ちょうど混雑が落ち着いたタイミングだったようで、料理台の前に列はできていませんでした。
どうやら、7時の第一便で来られた方々が一通り料理を取り終えた後だったようです。
おかげで、こちらは落ち着いて料理を選ぶことができました。後ろから急かされるあの独特の圧って、意外と静かなプレッシャーとしてボディブローのように効いてくるものです。それがないだけでも、「スマートステイ」の効果を実感できます。
ただし、人気の高い料理の中には、すでに残りが少なくなっているものもありました。刺身などがその一例です。もちろんすぐに補充されるので大きなデメリットではありませんが、どうしても「取り残し感」のようなものはありますね。
それにしても、朝から刺身が並ぶあたりは、さすが北海道といったところ。新鮮な海の幸が豊富だからこそ、朝食ビュッフェでもこうして提供できるのでしょう。
朝食ビュッフェに刺身があるという点は、予約時から密かに気になっていました。立地ももちろん大事ですが、ビュッフェの内容もホテル選びの決め手のひとつになっていたように思います。
北海道ならでは、「スープカレー」があったのもプラスポイント。札幌周辺ではスープカレーを提供するホテルが多い印象ですが、「アパ」と聞くとどうしても「カレー」のイメージがある私にとっては、こちらのホテルを選んだのもある意味で必然だったのかもしれません。
もっとも、「アパカレー」と「スープカレー」はまったくの別物なんですけどね。
それにしても、このスープカレーの美味しさときたら。スパイスの効かせ方が絶妙で、選べる具材も本格的。「これ、翌日の朝食でもこれだけで十分満足できそうだな」と思ってしまうほどのクオリティでした。
カニの身が入った「カニ汁」も絶品。こんなに贅沢な味噌汁は、これまでのホテル朝食ビュッフェではまず経験がありません。カニの旨味がぎゅっと詰まった、温かくて幸せな一杯でした。
なお、「ジンギスカン」といっても、調理済みのお肉を取るスタイルの「ジンギスカン」がありましたが、これは多くを期待してはいけません。やはり、あの鍋で焼きながらいただくのが一番ですからね。とはいえ、その味のイメージを楽しめるのも、ビュッフェならではの魅力です。
スープを注いで完成させる、超小ぶりな「ラーメン」も隠れた名品。好みで振りかける胡椒との相性も抜群で、これはこれで中華スープとしても味わえる一品でした。
最後は、食後のコーヒーをいただいて自分たちの部屋へ。朝から贅沢気分を満喫できる朝食ビュッフェ、最高です。







