GW北海道旅。まずは札幌で二泊しようということで、予約していたホテルは「アパホテル(札幌すすきの駅前)」。朝食付きのツインルームという、快適さを優先したプランを選んでいました。
場所は「すすきの」。飲んだり食べたりするには申し分ない立地です。せっかくの北海道、夜はふらりと出かけて、その土地ならではの味を楽しみたいところですよね。
そこで前もって予約していたのが、「平塚ジンギスカン すすきの店」。ホテルから徒歩1分ほどという近さで、旅の移動で少し疲れた私たちにはありがたい距離感でした。
予約内容は、お得なコースではなく二人分の飲み放題だけ。現地で気になったものをあれこれ注文する方が、きっと楽しいだろうと思ったからです。
飲み放題の制限時間は90分で、30分前からラストオーダー。少し短めに感じますが、旅の初日からそんなに飛ばす必要もありませんし、これくらいがちょうど良いのではないでしょうか。
飲み放題の料金は一人あたり税込1,430円。比較的よく呑む私たちにとっては、単品よりも飲み放題の方が安心できます。たとえ時間制限があったとしてもです。
注文した料理は、「上マトン」「上ラム」「ジンギスカン」がセットになった、数量限定の「食べ比べセット A」。こちらのお店の定番メニューをまとめていただける、魅力的なセットです。料金は税込4,070円。
それに加えて、予約時から気になっていた「丸ジンギスカン(3枚)」も一人前ほど注文しました。こちらは道民のソウルフードだそうで、ぜひ味わってみたかった一品です。料金は税込1,045円。
お肉は生で提供され、目の前のジンギスカン鍋で自分たちで焼いていきます。お店の方に焼いていただくサービスもあるようですが、せっかちな私たちは、到着するなりいきなり焼き始めてしまいました。
これが、ちょっとだけ失敗。十分に脂を塗らなかったからか、最初のうちはせっかくのお肉が鍋にくっついてしまったのです。いきなり素人感満載で、この時点で道民ではないことがバレバレだったかもしれません。
でも、いいんです。最初からうまくいくことなんて、そう多くはありません。むしろ、これはこれで旅の記憶として、脳内にしっかりと焼き付きました。お肉のように。
それにしても、このジンギスカンの美味しいことといったら。焼くのを失敗したにもかかわらず、お肉の旨みはしっかりと伝わってきます。どのお肉も気になる匂いはまったくなく、噛むほどに旨みが広がる感じ。さすがは本場、と唸ってしまう美味しさでした。
特に「上ラム」は、個人的にドストライク。赤身と脂身のバランスが絶妙で、噛むほどに旨みが広がっていきます。もちろん、どのお肉も甲乙つけがたい仕上がりで、あとはもう好みの問題だろうと思えるクオリティでした。
もう、アルコールが進む進む。私たちの大好きな焼酎のロックが、次から次へと喉の奥へと流れ込んでいきました。
飲み物に関しては、注文してから届くまでの待ち時間が短かったことも付け加えておきます。飲み放題ではこの点が本当に重要で、提供が早いだけで満足度は一気に跳ね上がります。
すっかり気分が良くなって、「北海道野菜盛り合わせ(税込880円)」と「ソーセージ(税込770円)」を追加で注文。この、気分に合わせて料理を選べるのが、単品注文の良いところですね。
今回の旅でつくづく思ったのが、北海道の食材はどれも本当に絶品だということ。とくにコーンは想像を軽く上回る美味しさで、甘みが強く、噛むたびにじゅわっと広がる旨みがたまりませんでした。
そんなこんなで、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきました。最後の一杯に「翠ジンソーダ」で喉を潤し、ほろ酔い気分のまま会計を済ませてお店を後にしました。
来店時にはまだ明るかった「すすきの」の街も、店を出るころにはすっかり日が暮れて、夜の顔に変わっていました。旅先で迎える最初の夜は、そんなふうにゆっくりと更けていきました。










