小樽観光を丸一日楽しんだあとは、電車に揺られて札幌へ。雨の雫が徐々に車窓を濡らし始め、空模様はゆっくりと下り坂になっていきましたが、小樽観光そのものは雨に当たることなく満喫できたので、まったくノープロブレムです。
さて、札幌駅に到着したあとは、今宵の食材を調達すべく「大丸札幌店」へ。狙いはデパ地下です。デパ地下って、スーパーよりもちょっとだけテンションが上がる品揃えなのが魅力ですよね。
ちなみに、夕食は居酒屋へ、というのも選択肢としてはあったのですが、札幌の最後の夜はホテルの部屋でゆっくりするのも悪くないな、ということで部屋呑みプランを考えていました。
そういった時に重宝するのがデパ地下。あの空間を歩いているだけで、「何がいいかな?」とワクワクしてきます。
立ち上る湯気と、食欲をそそるかおり。一日の締めとしては、最高のご褒美ではないでしょうか。スーパーよりは少しお高めだけれど。
そんな中で、ふと目に留まったのが「若鶏時代 なると」でした。デパート催事で買って食べたことがあり、そのときのおいしさが強く記憶に残っています。まさか札幌のデパ地下で再び出会えるとは思っていなかったので、思わず足を止めてしまいました。
もちろん、名物の「若鶏半身揚げ」は即決。これを持ち帰ってホテルの部屋でチビチビやるのって、想像しただけでも最高じゃないですか。
本日の大物をゲットした私たちは、地下通路を通って南北線のさっぽろ駅へ。ホテルに戻るには少しだけ遠回りになりますが、ホテルのすぐ近くに「札幌すすきの駅」があるので、雨に濡れたくない場合の最適ルートとなります。
乗車区間は「1区間(1駅)」。乗車駅までは少し歩かなくてはなりませんが、乗車してしまえば後は極楽。「札幌すすきの駅」で下車してしまえば、宿泊地の「アパホテル(札幌すすきの駅前)」までは徒歩で1分もかかりません。
つまり、雨にほぼ濡れずにホテルまで辿りつけます。
これは、カミさんが提案してくれた作戦。私たちは二人三脚の二人旅で、いつもホント、何かと助かっています。
さて、部屋に戻ってサッとシャワーを浴びた後は、お楽しみの部屋呑みタイム。照明を少し落として電球色にし、雰囲気を上げたところでBGMのスムースジャズをBluetoothスピーカーから流しました。
気分はまるでBar。それをホテルで愉しめる「部屋呑み」は、静かなマイブームです。酔ってしまっても、そのままベッドに寝転ぶだけ。負担も少なく、札幌の最後の夜には至福の選択でした。
そのリラックスした空間でいただく「若鶏時代 なると」の「若鶏半身揚げ」。冷めても絶妙の塩味で、焼酎のロックが進む一品でした。
これこれ、この半身揚げ。あの日、デパート催事で購入し、自宅に持ち帰って食べた感動がよみがえってきました。
気が付けば、骨までむしゃぶりついていた私。綺麗に解体し、完食です。
なお、「若鶏時代 なると」は、小樽に本店があるお店。小樽観光の後に偶然札幌で出会えるというのも、何らかの縁を感じずにはいられませんでした。
静かに、そして心地よく流れるスムースジャズ。札幌の最後の夜は、そんな感じでふけていきました。






