楽しかった隠岐諸島への車旅も、あっという間に最終日。前乗り車中泊を含む4泊4日で臨みましたが、やはり短かったというのが正直な感想ですね。
人が住んでいる隠岐諸島は全部で4つの島があり、それはフェリー等で渡らないといけないので、全部を回ろうと思うと最低でも4泊5日は必要。
あともう1日有給休暇を取っておけば良かったと、最終日になってから思うのでした。
でも充実した旅でしたね。初めて訪れる場所、そして初めての離島だったので、見るもの全てが新鮮。「ここに住みたい!」と思う瞬間もありました。
まあ、実際のところは便利な生活に慣れてしまっている現状、なかなかそれも難しいのですけどね。是非ともまた再訪したいと心に誓う私なのでした。
さて、車中泊をさせて頂いた「隠岐シーサイドホテル鶴丸」は早めに出発。お礼を言ってから7時過ぎには車を動かしました。
そしてやって来たのは此処、「摩天崖」です。
前日見た絶景が忘れられなくて。カミさんの強い希望もあり、再びやって来ました。
今度はいつ見られるか分かりませんからね。去る前にもう一度、この景色を目に焼き付けておこうという事です。
写真に撮っておけば後から見られますが、やはりその場で見た景色は違います。同じ晴れでも、前日とこの日でも違いましたね。
道路では仲良く、馬の家族が歩いている姿を見る事もできたり(笑)
この道路、私達が乗っているキャンピングカーもここを走っているわけですが、その前を馬の家族が歩いているという事になります。
こういう時は焦らずに、ゆっくりと車を進めながら馬が避けてくれるのを待つのみ。
けっしてクラクションを鳴らしたりして驚かせてはいけません。私達人間の方がお邪魔しているんですからね。
お馬さんも優しいので、車に気付いたら速やかに避けてくれます。
「おい、車が来たから避けてあげなさい」というお父さん馬の声が聞こえてきそうでした。
こういった風景が見られるのも「摩天崖」ならでは。帰る前にもう一度この場所に来て良かったです。
昨日と同じ馬の親子も見る事ができました。
さて、再び「摩天崖」を楽しんだ後は、朝食を頂く為に港近くの「ドンキー」というお店に移動。
事前に調べた情報によると、朝8:00からモーニングをやっているとの事なので「朝食はこちらで」と決めていました。
だがしかし。閉まっているではありませんか。窓に貼られてあった紙を見てみると、「本日は弁当の予約が多いので食事は11:00からになります」との事。
仕方ないので車に戻り、残っていたパンで食いつなぐのでした。
実は私達も、前日に「ドンキー」で弁当を予約していた者の一人。帰りのフェリーで昼食用にと、予約していたのでした。
その時に、「次の日のモーニングはやっていますか?」と聞いておけば良かったですね。でもまあ、後の祭りです。
という事で、他に何処か食事ができる所はないかな?と探してみると。
ありました。フェリーターミナルの2階に、「風花」というお店。
通常は9:00からみたいですが、「モーニングをやっていますか?」とたまたま外にいらっしゃった店員さんに訪ねたところ、「大丈夫です」との事。
8:30から開けて下さいました。
この時間帯のメニューは「モーニング(550円)」のみ。
コーヒーはホットかCOLDかを選べ、COLDはプラス50円になります。
いやあ、それにしても朝食にありつけて良かったですね。さすがに残り物のパン一つでは私とカミさんの2人の胃は満たせませんからね。
バターが塗られた厚切りのトーストに砂糖を振りかけで食べると、どこか懐かしい味で美味。お腹も満たされ、充実のモーニングタイムとなりました。
さあ、後は帰りのフェリーを待つのみです。
-さんいんCamperクルーズで行く!車旅で隠岐諸島- (2018/07/16)