霧の十勝牧場「白樺並木」。野鳥の道案内にも心温まる午前中

北海道旅5日目。移動以外では最後の滞在となるこの日、帯広のホテルから向かった先は「十勝牧場 白樺並木」です。

朝から雨が降ったりやんだりと、観光には少しあいにくの天気。ですがやはり、ここは押さえておきたい場所でした。


レンタカーを走らせ「白樺並木 入口駐車場」に到着したのは午前9時頃。私たちのほかに観光客はおらず、小雨のなか淡く霧が立ちこめる幻想的な景色が広がっていました。

駐車場から白樺並木へ

傘をさして並木道へ足を踏み出すと、しっとりとした静けさと透き通った空気。なんともいえず心地よい感覚に包まれます。

白樺並木の入口

快晴に越したことはありませんが、小雨がちらつく白樺並木もまた特別な雰囲気。時折通り過ぎる車が、遠くの霧の中に吸い込まれていく光景も、この天気だからこそ出会えた贅沢かもしれません。

白樺並木を進む

ちなみに、この並木道は車で通り抜けることもできます。制限速度の標識を見ると、なんと40km/h。砂利道なので実際にはそこまでスピードを出せませんが、思った以上の「高速設定」には少し驚いてしまいました。

速度制限標識

なお、足を踏み入れて良いのは、入口の案内看板にも掲示されている「駐車場」と「並木道」、それと「一部の車道」のみ。これ以外の道路や柵の中、牧草地などは立ち入り禁止のため、訪れる際は事前によく確認しておきましょう。

さて、並木道を歩くこと約10分。「そろそろ終点かな?」と思いきや、そこはまだ中間地点。十勝のスケールの大きさを実感させられます。

白樺並木の中間地点

本当は終点まで歩いてみたかったのですが、この後の予定もあるため、Uターンして駐車場へと引き返すことに。トイレを済ませたあとは車に乗り込み、「白樺並木」の先にある「展望台」を目指して出発することにしました。

N-BOXのコクピット

先ほど触れた通り砂利道なので、車を進めるスピードはゆっくりと。スタッドレスタイヤの溝にハマった小石が、時折「コーン」とタイヤハウス内で乾いた音を立てます。

大切に乗るべきレンタカーですから、さらにスピードを緩めて慎重に。そのまましばらく進むと、展望台の手前らしき場所にたどり着きました。

ところが、ようやく到着かと思った矢先、「展望台閉鎖中」の看板が道の真ん中で通せんぼしているではありませんか。

展望台閉鎖中の看板

こればかりは仕方がありません。せっかくの景色はお預けとなりましたが、諦めて元来た道を再びゆっくり、ゆっくりと戻ることにしました。

引き返す途中、分岐道で進路を変えて次のルートへと繋がる道へ。

次のルートへの分岐点

すると、ゆっくり走る私たちの車と並ぶように、歩いたり飛んだりしながらまるで「道案内」をしてくれているかのような野鳥の姿がありました。その仕草が何とも言えず、とても可愛らしかったです。

道案内をする野鳥

あいにくの天気で展望台も閉鎖中でしたが、最後に出会った野鳥のおかげですっかりほっこり気分に。やっぱり北海道は、いつ訪れても素敵な場所ですね。心温まる午前中のひとときとなりました。