EcoFlow WAVE 3 をハイエースに設置【車中泊にポータブルエアコン】

公開済みの記事「車中泊にポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 3」エラー17発生時の原因と対処法も」は、内容が多く読みづらかったため、今回あらためて 前編(設置編)後編(エラー17編) に分割し、再編集して公開することにしました。

前編(設置編)


気温が高いだけでなく、その状態が長く続く近年の「長い夏」。以前は2か月ほど耐えれば何とかなっていた気がしますが、最近では「1年の半分が夏なのでは?」と感じるほどです。

この厳しい暑さは、我が家の車中泊環境にも直結します。そこで今回、本格的なポータブルエアコン「EcoFlow WAVE 3」の導入に踏み切りました。

このポータブルエアコンの大きな魅力は、コンパクトで比較的軽量でありながら、冷房能力が1.8kWもある点。これは6畳間をしっかり冷やせるレベルのスペックで、車内という限られた空間で使うには十分すぎるほどのパワーがあります。

EcoFlow WAVE 3を上から見て

ちなみに、我が家の車中泊カーはハイエース(標準ボディ・ロングハイルーフ)をベースにしたキャンピングカー、「Walk2 Type-C」。

「このEcoFlow WAVE 3なら、我が家の車内でも十分に活躍してくれるはず」と期待を込めて購入を決定しました。

Walk2の車内でWAVE 3を稼働させくつろぐ

やや高額なのが難点ですが、昨年のデビューキャンペーンと公式会員特典をうまく活用し、できる限りお財布の負担を抑えて入手。実際の冷却性能については後編で詳しく紹介しますが、個人的には「価格に見合った価値が十分にある」と納得しています。

それでは早速、「Walk2 Type-C」へどのように設置したのか、実際の様子をご紹介していきます。

設置場所に選んだのは、ハイエースのセンターコンソール部分。そのままでは置くことができないため、ホームセンター「カインズ」で揃えたDIY用の木材を組み合わせ、専用のテーブルを作成して設置場所を確保しました。

Walk2にWEVE 3を設置

もちろん、このセッティングのまま走行するのは危険なため、目的地に到着してからその都度組み立てる必要があります。常設タイプに比べると手間に感じますし、真夏の炎天下で作業する際はどうしても汗をかきます。

この設営の手間こそが常設エアコンと比べた最大のデメリットと言えますが、設置後に広がる圧倒的な涼しさを考えれば、十分に許容できる範囲です。

続いて、排気・吸気ダクトのセットです。

WAVE 3の吸気&排気ダクト

あらかじめDIYで作っておいたプラダン(プラスチック段ボール)パネルを車の窓に固定し、そこに2本のダクトを通せば完成。構造としては意外とシンプルで、コツさえ掴めば誰でも簡単にセッティングできます。

なお、プラダンへの穴あけ加工ですが、「EcoFlow WAVE 3」には専用の型紙が付属しています。これをガイドにしてカットするだけでピッタリサイズの穴が開けられるため、DIY初心者の方でもスムーズに作成できるはずです。

ちなみに、純正オプションとして「EcoFlow 窓シート」も用意されており、私もいち早く入手して試してみました。

しかし、実際に使ってみると意外としっかり感がなく、窓の開閉時にパタパタと動いてしまうのが気になり……結局、実際の車中泊では使用していません。

あわせて、自動排水の設定と、排水ホース(付属)&排水タンクの設置も忘れずに備えておきたいポイントです。かなりのドレン水が出ますので、これは必須となります。私は10Lのポリタンクを助手席の足元に置くようにしています。

WAVE 3の排水処理とポリタンク

さて、ここからはいよいよ「EcoFlow WAVE 3」を実際に使ってみたリアルな感想をお届けします。

実は、本題の車中泊でお披露目する前に、我が家では思わぬ形で WAVE 3 に助けられる出来事がありました。

今年の夏、リビングのエアコンが突然故障してしまい、買い替え&設置までに約1か月かかることに……。その間、緊急措置として WAVE 3 を室内で稼働させたのですが、これが想像以上に頼もしく、真夏の生活をしっかり支えてくれました。

自宅でEcoFlow WAVE 3 を稼働させる

もちろん家庭用エアコンの代用として使うのはイレギュラーですが、「いざという時に室内でも使える」という安心感は大きく、WAVE 3 が単なる車中泊専用ではない、実用的なガジェットであることを強く実感しました。

自宅リビングと庭の温湿度測定

そんな頼もしい相棒ですが、本来の目的である車中泊ではどうだったのか。

この続きは、後編の記事でお伝えします。