声で機器をON/OFF! スマートコンセントとAIスピーカー

「時計が狂う事なく、定刻でON/OFFできるタイマーコンセントのようなものは無いかなあ」と考えていたところ、面白いアイテムにたどり着きました。

そのアイテムとは?


「スマートコンセント」です。コンセントタップにWi-Fiとスマート回路が内蔵されていて、スマホのアプリからON/OFF可能。そのスケジュールも組めるというものです。

何だかとっても面白そうだと思いませんか?

内蔵する時計はスマホと同じように、ネットワークを介して自動調整。つまり、時計が狂う事なくタイマーコンセントの様な機能を果たしてくれるのです。

スマートコンセント_2_180727

まさに私が探していたそのもの。

しかも! スマートスピーカーの「Amazon Echo」や「Google Home」と連携させる事で、声で操作をする事も可能に。

それはコンセントプラグ1つ1つに対して行えるので、例えば「ライトをつけて」等、個々の電化製品をそれぞれ、声でON/OFFさせる事ができるのです。

素晴らしい!

アマゾンのタイムセールでちょうど安くなっていましたので、早速購入して自宅で試してみる事にしました。

スマートコンセント_3_180727

ぶっとい電源コードがついており、長さは2m弱。合計で15Aまで対応しています。

長押しするとセッティングにも使える電源スイッチが付いていて(4つのUSBプラグの横)、手動で全コンセントの電源をON/OFFする事も可能。

一応、Wi-Fiに繋がらなくても使えるようになっています。(その際、スマート機能は使えませんが)

スマートコンセント_1_180727

上の写真は、セットアップを済ませてそれぞれの機器を接続したもの。コンセント同士は割とゆったりとした間隔で並んでいます。

どのような機器をON/OFFできるようにしたかというと、下の写真を見ると分かりやすいですかね。

いつも私がブログを書いている横に構築している、スマートスピーカーを初めとした「機器の要塞」です。

自分のスペース_180727

デスクライト、ディスプレイ、オーディオミキサー、スピーカーをスマートコンセントに挿し、使えるようにしました。

最初にやる事は、スマートコンセントとスマホとの連携。Google Playから「Smart Life」というアプリをインストールします。

詳細な手順は割愛しますが、「Smart Life」でユーザー登録(無料)した後は、アプリから機器(ここではスマートコンセント)を探して連携。

LifeSmartアプリの画面_2_180727

4つあるコンセントにそれぞれ名前を付け、使えるようにします。

デフォルトのまま、例えば「S1」等の名前でも使えなくはないですが、何が繋がっているのか分かりにくいうえ、声で操作する時も呼びにくいです。

私は、「ライト」「ディスプレイ」「ミキサー」「スピーカー」という、発音しやすくて単純な名前をそれぞれ付けました。

LifeSmartアプリの画面_1_180727

この時点で、スマホの「Smart Life」から電源をON/OFFさせる事ができるようになります。個別は勿論のこと、一括で操作する事も可能。

因みに、USBポートが4つ内蔵されていますが、これは個別にはON/OFFできません。一括で操作するようになります。(上の画面では「USB」という名称)

そしてここからひと手間。スマートスピーカーの「Amazon Echo」から声で操作できるようにセットアップを続けていきます。

AmazonEcho_180727

私は「Google Home Mini」も持っており、そちらでセットアップしても良かったのですが、スマートコンセントに付属する説明書には「Amazon Echo」で紹介されていましたので、その通りにやらせて頂きました。

日本語のようで日本語になっていない(笑)取扱説明書は分かりにくく、少し手こずりましたけどね。

Alexaアプリの画面_1_180727

カンを頼りに何とか、「Amazon Alexa」アプリをセットアップ。

「Smart Life」というスキルを有効化し、「Smart Life」アプリと連携。デバイス(スマートコンセント)を検索して登録する事で、「Amazon Echo」から使えるようになりました。(IFFFTという技術が使われています)

最初、コンセントの名前をデフォルトの「S1」等のままにしていたので、なかなか声で操作できなかった(認識されなかった)のですけどね。

Alexaアプリの画面_2_180727

「スピーカー」や「ディスプレイ」など、発音しやすくて単純な名前を付けたところ、あっさりと「Amazon Echo」から声で操作できるようになりました。

例えば、「アレクサ、ライトをつけて」と言えばスタンドライトが点灯します。消す時は、「アレクサ、ライトを切って」でOK。

スマートコンセント自体には「コンセント」という名前を付けましたので、一括でON/OFFさせたい時には「アレクサ、コンセントをつけて(きって)」となります。凄く楽ですよね。

Alexaアプリの画面_3_180727

どんどん人間が横着になってきている気がします。

因みに、スマホのアプリからであれば、外出先からもコントロールが可能に。ON/OFFの状態も確認できますので、「電源を切り忘れた!」っていう時でも、外出先からOFFさせる事ができます。(その逆も可能)

スマートコンセントを導入して、自宅をスマートホーム化。スマートスピーカーと連携させる事で、より一層快適に、そして便利になりました。