屋根付きサイトで車中泊キャンプ。天気は次第に悪化する事が予想されていましたが、そんな事は特に気にする事なく炭火焼きのBBQを楽しむ事ができました。
BBQに使ったコンロは、キャプテンスタッグの「ヘキサ ステンレス ファイアグリル M-6500」。BBQだけでなく、この後は焚き火もしたかったのでこういったチョイスになりました。
長らく愛用している「ヘキサ ステンレス ファイアグリル M-6500」は、それ単体で「焚き火」と「BBQ」の両方が楽しめるというスグレモノ。追加パーツは特に不要というのが嬉しいですね。
それでいて、お値段はとってもリーズナブル。あの有名ブランドの焚き火台と遜色無い働きをしながら、販売価格でいうとその1/6以下くらいです。(焼き網を入れた場合)
耐久性云々を言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、約8年使用して特に問題点は無し。
しいてあげれるとすれば、BBQ網の一部が緩くなっている事くらいでしょうか。
それも使用には差し支えなく、普通に使えています。
分解して収納する際にはペラッペラの板状になるので、「大丈夫か?」と最初は思いましたけど。意外とタフです。
ステンレス製で錆びにくいというのも良いですね。とにかく、コストパフォーマンスが抜群の焚き火台なのであります。
BBQの後は、残り火を使ってそのまま焚き火遊び。トライポッドを立ててダッチオーブンをぶら下げ、ちょっとした料理に挑戦しました。
トライポッドはカインズ製の「ファイアボウル付きトライポッド」というもの。
ファイアボウルは不要(焚き火台を使うので)ですが、トライポッド自体はとても役に立っています。
付属の調理テーブルを使えば、ロースト料理なんかも可能。安物ながら、意外と守備範囲は広いですね。
ステンレス製でメンテが楽なのもメリットか。(ステンレスのため、柔らかいけど)
ただし、組み立ては少し面倒。(ネジ止め箇所がある) また、パッキング性もイマイチです。
まあ、税込5千円以下と安いので納得して使っています。
その組み合わせ(焚き火台+トライポッド+ダッチオーブン)で作る料理は?
「水炊き」です。「みつせ鶏」の胴がらを使い、出汁から取る事にしました。
長時間かけてコトコトと煮込めるダッチオーブンは、出汁取りにもってこい。今回は2時間以上かけ、出汁を取っていきます。
水の状態から鶏ガラを入れ、焚き火へ。沸騰したのを確認した後に蓋を閉め、火力調整をしてからさらに煮込んでいきました。
この後は適当に火の番をしておけばOK。特に難しい事は何もありません。
火力が足らなくなったら薪を追加。因みに、薪は自宅から持参してきたものに加え、キャンプ場で頂いたものも有り難く使わせて頂きました。
2時間以上というと長く感じますが、何もそればかりをしている訳ではないですからね。時間はあっという間に過ぎていきます。
旅行本を見ながら次の旅プランを練ったりなど。上の写真を見れば、次はどんな車旅を計画しているのかバレバレですね(笑)
その旅は既に終えていますので、またシリーズ記事の時に詳しく綴っていきたいと思います。
さて、そうこうしていたら、かなり良い感じに煮込まれてきました。蒸気の内圧で蓋がゴトゴトと音を立てています。
あの重いダッチオーブンの蓋がゴトゴトというのですから、相当な内圧です。これは期待できます。
という事で蓋を開けてみると?
おおっ! 素晴らしいくらいに出汁が出ているではないですか!
透明だった水は、抽出された鶏ガラのエキスによって白湯に。しかもトロットロ。鶏ガラ出汁の良い風味も、フワッと香ってきます。(鶏ガラ以外は入れていません)
これぞ焚き火&ダッチオーブン料理の真骨頂。特に手間をかける事なく、圧力鍋効果で最高の出汁を取る事ができました。
後はこれをベースに水炊きを作るのみ。水炊き自体は、ダッチオーブンではなくてもOKです。(その方が置いたまま翌朝にも使えるし)
という事で、出汁を取ったところでお風呂に行く事にしました。車中泊キャンプをした「江の川カヌー公園さくぎ」には「くまみ湯」というお風呂があり、誰でも大人350円で日帰り入浴が可能です。
キャンプ場からは徒歩圏内。キャンプの合間にお風呂に入れるのって、最高ですね。
-Walk2で江の川カヌー公園さくぎ【車中泊キャンプ】- (2019/03/16)
“焚き火にダッチオーブンを使えば、最高の出汁が取れる!” への1件の返信
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