ダッチオーブンと焚き火で作る!とろっとろのモツ煮込み

今回の車中泊キャンプ。「是非とも焚き火はしたい!」と思っていて、その焚き火の炎を利用し、「ダッチオーブンで何か作りたいな」と思っていました。

でも、あまり手のかかる料理はしたくない。準備が楽で、調理中はなるべく放置できるものが良い。あと、お酒が好きなので、そのアテになるものだと最高ですね。


そんな事を考えながらレシピ本を眺めていると、「モツ煮込み」が目に留まりました。「モツ煮込み」なら酒のアテとして最高ですし、何よりも調理が簡単。という事で、焚き火料理は「モツ煮込み」に決定です。

早速スーパーへ材料となる「モツ」を探しに行くと、ありました。「国産牛ミックスホルモン」です。

国産牛ミックスホルモン_180422

国産牛なので少々値が張りましたが、これなら間違いはありません。色々な部位がミックスされていた事もあり、モツ煮込みに最適だと判断。400gほど購入しました。

そして、キャンプ場にて実際に焚き火料理を開始。使ったダッチオーブンは、ユニフレームの「8インチスーパーディープ」です。

10インチも持っていますが、カミさんと2人なので8インチでも十分であろうという判断。

そのダッチオーブンの中に、自宅から用意したネギや唐辛子、ニンニク、生姜、そして購入したミックスホルモンを入れます。

ダッチオーブンに仕込む_180422

この時点で容量的にはピッタリ。という事は? この後に蒟蒻や他の具材を加える事を考えると、少し鉄鍋の大きさが小さかったか?

でももう、変更はできません。蓋をして焚き火台のところへ持っていき、準備していた「トライポッド」にぶら下げます。

もみのき森林公園オートキャンプ場_4_180422

おお、何となくそれっぽくなりましたね。

ずっと焚き火によるダッチオーブン料理に憧れていたけど、実は今回が初めて。いつもガス火や、自宅ではIH調理器を使って調理をしていました。

こうやって見てみると、焚き火こそダッチオーブンの火種として最適な様子が伝わってきそうですね。

もみのき森林公園オートキャンプ場_5_180422

さて、ダッチオーブンを火にかけたら、薪の位置等で炎を調整。トライポッドからぶら下げている鎖の高さを変える事で、ダッチオーブンへの火力を調整してやります。

ガス火やIH調理器に比べたらひと手間必要ですが、これが何とも言えず楽しい。

火力調整を終えたら、しばらく放置です。

じゃらんでGWの計画_180422

この間、持ってきた旅行雑誌等に目を通し、ゴールデンウィークの旅の予定をたてたりします。(この記事は、4月にキャンプをした時のものです)

時々焚き火の炎に目をやりながら、ゆっくりと雑誌や新聞を読む。そのサイドでは、ラジカセからビートルズの音楽が流れている。

何とも贅沢な時間ではありませんか。

ダッチオーブンで焚き火料理_180422

因みに、この「モツ煮込み」にかける時間は、約2時間。途中で臭み取りの葱などを鍋から取り出したら、残りの具材を加えて、後はひたすら煮込むのみです。

焚き火の炎でじっくりと火を通し、ダッチオーブンの圧力効果でホルモン(モツ)を「とろっとろ」にしてやろうという作戦。

焚き火とダッチオーブンでモツ煮込み_180421

雑誌を読んだりしている傍ら、時々火加減をチェックして追加の薪を投入。鍋の高さを調整したりする作業は、面倒というよりもとにかく楽しかったですね。

基本は放置。難しい作業は何もありませんからね。

約2時間といえば長いような気がしますが、本人達は「調理している」という意識は全くありませんでした。あるのは、「焚き火で遊んでいる」という感覚。

そして完成した「モツ煮込み」が、コチラです。

ダッチオーブンで作ったモツ煮込み_180422

最初の予想通り、具材を入れると鍋から溢れんばかりの量になってしまいましたけどね。焚き火による初めてのダッチオーブン料理にしたら、上出来ではないでしょうか。

思いつきで入れた旬の食材、筍もアクセントになって良い感じです。

それでは早速頂いてみると?

狙い通り、ダッチオーブンで煮込まれたモツはとろっとろで柔らかく、メチャ旨! キャンプでこれが食べられるなんて、最高です。

焚き火で遊んでいたら、いつの間にか酒のアテが出来てしまったという焚き火料理。今後も暫く、ハマりそうですね。


-焚き火で愉しむ!もみのき森林公園キャンプ場- (2018/04/21)