北海道バスツアー3日目。この日最後の観光は、札幌冬季オリンピックの舞台として使われた「札幌大倉山シャンツェ」を眺望する、というものでした。
「札幌大倉山シャンツェ」は、現在でもスキージャンプ競技で使われているジャンプ台。私を含め、テレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
しかしこの日は、天候の悪化により高速道路が通行止め。無理に行っても時間的に厳しくなるから、中止にしようという判断になっていました。
ここでまたしても観光を中止。でもまあ、仕方ありません。これはこれで、「早くホテルに到着できるので良いじゃない!」と、ジャンプ台にあまり興味のなかった私はむしろ「ラッキー」と思っていたのでした。
が、直前になって通行止めが解除。「やはり予定通りに行きましょう」という事になり、バスは除雪されていないバリバリになった悪路を進んで「札幌大倉山シャンツェ」へ。
途中、バスの車窓から見る景色が見事でしたね。
雪化粧された木々はまるで、天然のクリスマスツリーのよう。雪が降って大変でしたが、この景色が見られてむしろ良かったと思います。
こんな景色、なかなか見る事はできませんからね。
生憎、その道中の写真を撮っていなかったので、写真は「札幌大倉山シャンツェ」に到着してからのものしか残っていないのですけど・・・
それにしても、こちら「札幌大倉山シャンツェ」の眺望が実に素晴らしかった!
高所恐怖症の人は無理と思われるエスカレーターを上っていくのですが、その先に広がっていた光景は。
「興味がないので早くホテルに行けばよいのに」と一瞬でも思った自分が、恥ずかしくなりました。
札幌まで来てこれを見ずに帰るだなんて、勿体無さすぎるではないですか。
一面銀世界で、そびえ立つジャンプ台はまさに感動そのもの。ライトアップされた光が、その美しさをさらに際立たせていました。
ここに来る事ができて、本当に良かった!
このツアーでは最初、「11月中旬で雪が降るなんて、ツイていないなあ」なんて思っていたけれど。
むしろ、雪に感謝。
雪が降ったからこそ、こんなにダイナミックで、そして幻想的なジャンプ台を見る事ができたのですからね。
帰り際、この高台から見た札幌の夜景も最高で。
白く積もった雪のおかげで、その夜景が一層綺麗に見えたように思います。
雪の札幌。ジャンプ台とここからの景色は、一生の思い出として残るでしょう。
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