洞窟にも入れる!定期観光船でめぐる国賀海岸は絶景の連続

絶景が続く国立公園の「国賀海岸」。陸地から「摩天崖」や「通天橋」などの名所を見た後はいよいよ! 海側から見学です。

西ノ島から「国賀めぐり定期観光船」が出ていて、観光船の船内から国賀海岸の景色を楽しむ事が可能。今回の旅を計画した際、前もって予約をしていました。


直接電話で予約ができるみたいですけど、「じゃらん」からだとクーポンが使えたのでネット(じゃらん)で予約。クーポンは1,000円引きというものでした。

定期観光船のコースはAコースとBコースの2つがあって、私達が選んだのは浦郷港発で所要時間が1時間30分のAコース。料金は大人が2,500円となっています。

因みに、「さんいんCamperクルーズ」利用者は、最初のフェリーを手続きした際に定期観光船の割引チケットを頂く事ができます。割引率は10%。

つまり、1名だと250円引きになり、2名だと500円引きになる計算です。これでも十分魅力的なのですけどね。それより割引率の高い「じゃらん」のクーポンを選んだという事になります。

因みに、「じゃらん」のクーポンと「さんいんCamperクルーズ」の割引券を併用できるのか?というと、それは不明。さすがにそんなセコい事は聞けませんでした。

2,500円 x 2名 = 5,000円 – 1,000円 = 4,000円でも十分安くなっていますからね。

なお、定期観光船が出ている浦郷港には無料の駐車場があります。

駐車可能台数にも余裕がありましたので、キャンピングカーでも十分駐める事ができるでしょう。

西ノ島を訪れられている観光客の方はどちらかというと車ではなく、人だけがフェリーに乗って来られてバス等で移動されています。自家用車で観光されている人は少ないように思いました。

フェリーの自動車航送運賃が高いので、なるべくなら車は乗せたくないのかもしれません。

さて、浦郷港のすぐ近くにある建物で手続きを終え、時間になったら観光船に乗船。船は出発し、先ずは人工の「船引運河」を抜けて外洋へと出て行きました。

この時点で既に驚きなのが、海のその透明度。運河という事で「ある程度濁っているのかな?」と思っていましたが、その真逆。下手なプールよりも透明ではないですか。

思わず海に飛び込みたくなるくらいの透明度の高さ。他の観光客の方も一様に驚かれていましたね。生まれてこの方、ここまで綺麗な海は見た事がありません。

さすがは離島といったところでしょうか。運河の近くには海水浴場もあり、そこで泳がれている方もチラホラと見かけました。

今度こちらに来る時には、海水浴も予定に入れておくと良いかもしれませんね。海の透明度が半端ないので、今まで経験した事のない海遊びができるのでは?と思います。

さて、観光船はどんどん先へと進み、「国賀海岸」へ。

今度は透明度もさる事ながら、海のその青さにも圧巻です。

天気が良くて青空が広がっていたので、その青さがそのまま海に映っていたのでしょう。この海の青さもまた、初めて見るものでしたね。

その青い海と奇岩、そして陸地の緑とのコラボレーション。「こんなに美しい景色があったのか!」と感動する私達なのであります。

肉眼でしっかりと見る事はもちろんですが、その美しさをデジカメに収める私。隣に座っているカミさんには、アクションカメラでの動画撮影をお願いしていました。

ま、前述した通り、自分の目でしっかりと見る事が一番大事ですからね。動画の方はそこそこにしています。

さて、船はさらに進んでいき、洞窟の前へ。

ここから洞窟の中へと入っていきます。

洞窟の中に入れる確率はかなり低いそうで、波があった午前中は入れなかったとの事。

しかしこの日、私達が乗った2便(13:10出港)では、全ての洞窟内に入る事ができました。

ホント、運が良かったですね。ちょっと前の記事でも書きましたが、今回の隠岐諸島への車旅で、旅運を全て使い果たしたような気がします。

洞窟から出たその先には、少し前まで陸側から見ていた「摩天崖」が。陸から海から。なんとも贅沢ではありませんか。

「通天橋」もこの通り、定期観光船に乗れば真近くで見る事ができます。

とにかく、今回の旅は天気が良かったのが一番でしたね。

空が青いと、下手なカメラマンでもそれなりの写真を撮る事もできます。

因みに上の写真、何に見えますか? これは前回の記事でも載せた岩を、海側から見たものになります。こちらから見たほうが分かりやすいかもしれませんね。

という事で、船はこの日最後の洞窟へ。

洞窟内から見る海の景色も最高でした。昔からずっと、この景色に憧れていたんです。

テレビで見る「川口浩探検隊」シリーズなんか大好きでした。

それとは違いますが、夢が一つ叶った気分。定期観光船クルーズは、私達夫婦にとって忘れられない思い出となりました。

こんなにコンディションの良い時はなかなかないでしょうが、また行きたいですね。因みに、定期観光船は右側の席よりも、左側の席の方が良いです。


-さんいんCamperクルーズで行く!車旅で隠岐諸島- (2018/07/15)