これぞ車中泊キャンプの醍醐味!炭火焼きと快適なベッド

オートキャンプ場に突如として現れた、ビニールシートで覆われた屋台というかシェルタールーム(笑) 車中泊キャンプの夕食は、ここが会場です。

シェルターにして囲ったのは、寒くても野外で炭火焼きを楽しみたかったから。シェルターといっても風を防ぐのが主な目的であり、隙間だらけなので換気に問題はありません。


シェルター内でLED電球を灯し、外から見たら「まんま屋台」(笑)。ビニールシートをくり抜いて透明のシートを貼り、窓を作っておけばよかったなあと、少し後悔しています(笑)

これはまあ、次のDIY課題ですかね。車中泊キャンプって、実際に楽しんでいる時は勿論のこと、このように事前にDIYをするのも楽しかったりするんですよね。

夜の軽キャンKONGと手作りシェルター_171223

そういった意味では、自宅でDIYを施すには軽キャンはとっても適した車。作業スペースをあまり必要としませんし、作る物自体が大きくならないので、作りやすくもあります。

これがもし、同じようなものをハイエース仕様で作ろうと思うと、少し大変ですね。まあ、できなくはありませんが。

足元にはガスヒーター_171223

それよりも、軽キャンならではのこの「こぢんまり」としたスペースが「基地感」を高めてくれます(笑)

テーブル類を真ん中に置いて、両サイドに小さめの椅子を2つ置くと、他には何も置けません。つまり、2人仕様の秘密基地という事になります。

シェルター内の食事会場_171223

あまり広くないと、空間内が温まりやすいというのもメリットですかね。その分、換気には気を付ける必要がありますが。

この日は、センターに置いた焚き火テーブルの横に「ネイチャーストーブラージ」をセッティング。

炭火を熾し、このストーブをコンパクトなバーベキューグリルとして使う事にしました。

ネイチャーストーブラージで作る塊肉でローストビーフ風

「ネイチャーストーブラージ」は、バラして折り畳むととってもコンパクトになるので、軽キャンでの前乗り車中泊旅で持参しても邪魔になりません。

ネイチャーストーブラージで炭火_171223

限られたスペースでのバーベキューにもピッタリ。

また、炭火の熱は暖房としても有用です。

このネイチャーストーブラージを使い、道中のスーパーで購入した国産豚と島根和牛を焼いていく事にしました。

島根和牛焼肉セット_171223

炭火で焼くと煙が出るので、シェルター内には焼肉臭が充満してしまいますけどね。旨くて暖かいのでノープロブレムです。

島根和牛を焼く_171223

因みに、車内への匂い移りを抑えたければ当然、車のスライドドアを閉めておいた方が良いです。

シェルターと繋がる軽キャン_171223

私の場合、面倒臭いので開けたままにしておきましたけど(^^;

この後暫く、車内が焼肉屋さんの匂いになったのは言うまでもありません(笑)

スライドドアを開けておくと、すぐに必要な物が取れるので便利なんですよね。

電気毛布を敷いた軽キャン_171223

この時もちろん、車内はいつでも寝られる(車中泊できる)ように、ベッドはセッティング済み。

テーブルを取り外してポップアップルーフに退ければ、すぐに寝る事ができます。

小型のセラミックファンヒーターと、電気毛布が写っていますね。

軽キャンの車内_171223

他のキャンパーもおられたので、音のするFFヒーターは封印。その代わりとして、2台の「モバイルセラミックヒーター」と、電気毛布を暖房器具として使う事にしました。

この「モバイルセラミックヒーター」、小型で消費電力が300Wと少なく、軽キャンでの車中泊にはもってこい。

それでいて、温風が結構温かいんですよね。軽キャンの車内であれば、2台併用すれば完璧。2台使っても消費電力はたったの600Wなので、ブレーカーが落ちる事はありません。

軽キャンはミニセラミックファンヒーター2台_171223

車中泊の準備が完璧に整った車サイドでのシェルターバーベキュー。

お肉を焼いた次には、スーパーで半額だった「レンコダイ」を焼いて〆としました。

レンコダイを焼く_171223

ボロボロになってしまいましたけどね(笑) まあ、美味しかったので良しとしましょう。

因みに、車両の下からシェルター内に入る風が結構冷たかったので、途中から追加のビニールシートで塞ぎました。

ビニールシートで防寒_171223

車両への固定は、100円ショップで購入できるマグネット式の強力フックにて。これ、車中泊キャンプで何個か持っていると何かと便利です。

という事で、シェルターで楽しんだバーベキューはお開きに。私達はすぐ横の、車内へと帰っていきました。

車中泊前の軽キャン_171223

アウトドア気分を楽しみつつ、寝るのは暖かくて寝心地の良いベッドにて。

これぞ車中泊キャンプの醍醐味ですね。


-前乗りで足立美術館&車中泊キャンプは立久恵峡- (2017/12/24)