電源が使えるRVパーク&どこでもクーラーで快適車中泊!

今シーズンの夏、車旅ではコロナの「どこでもクーラー」が大活躍でした。

「どこでもクーラー」という名前にはなっているけれど、本来の機能は衣類の除湿乾燥機。車中泊用のクーラーではないのですけどね。


自分なりに色々と工夫をして、車中泊でも使えるようにセッティング。

軽キャンから始まり、現在ではハイエース標準ボディのキャンピングカー、「ウォーク2」でも使えるようになりました。

最終的なセッティングは、以下の記事をご覧いただければと思います。

どこでもクーラー激冷え!ハイエースで実用的に使う方法

このセッティングによって、夏場の車中泊でも車内は快適。勿論、その為には外部電源が必要となります。

その「どこでもクーラー」を「ウォーク2」に載せて車旅へ。お店巡り等を楽しみながら、最終的な目的地は「RVパーク道の駅阿武町」としました。

RVパーク道の駅阿武町とWalk2_190812

予約のできないRVパークで、限定枠は4台。電話で確認をした時には、残り1台という事でしたけど。一か八かで行ってみる事に。

運良く、到着時までそのスペースは空いていました。もし埋まっていれば、道の駅の駐車場で車中泊をしても良いとの事ではありましたけどね。

RVパーク道の駅阿武町の電源_190812

「どこでもクーラー」を使う関係上、電源が備わるRVパークの方を、どうしても利用したかったのです。

最後の1枠、到着時まで残っていてラッキーでした。

因みに、もし残っていなかったら?

給排気_190812

「どこでもクーラー」の使用を諦めるか、帰宅するしかなかったでしょうね。

さて、道の駅で手続きをして支払いを済ませたら、RVパークの駐車スペースにてセッティング。「どこでもクーラー」を使えるようにしました。

このセッティング中は、堪らないほど暑いですけど。それは仕方がありません。

ハイエースにどこでもクーラー_1_190812

セッティング後には天国が待っているのですから、黙々と作業を続けていきました。そして、程なくして「どこでもクーラー」の運転を開始。

一気に車内を冷やす程のパワーはありませんが、稼働し始めると随分と涼しくなってきます。最終的に追加した、あのアイテムが効いているようです。

ハイエースにどこでもクーラー_2_190812

そう、冷気用の吸気ダクト。試作時はダンボールの箱を加工しただけの簡素なものでしたので、100円ショップのプラスチックトレーを使い、新たに作り直しました。

上の写真の右側に取り付けている白い物体がそれ。トレーの1面(前側)をジグソーでカットする事で、ダクトとして使えるようにしています。

キャンピングカーWalk2_1_190812

「どこでもクーラー」への固定は養生テープにて。一時的に留めるだけですから、接着力が弱くても糊の残らない養生テープがベストチョイスとなります。

サイドやフロントウィンドウからの太陽光線および熱気は、アイズアールブイの「マルチシェード」でカット&断熱。これを施すだけで、クーラーの効き目はまるで変わってきます。

どぶろく_190812

日が落ちていない時間帯に「どこでもクーラー」を使う場合には、「マルチシェード」との併用が必須となりますね。これが無いと、冷房能力が追いつきません。

逆を言えば、「マルチシェード」と併用する事で、クーラーとしてもそこそこ使えるようになります。ただし、真昼の炎天下では役不足となります。

赤兎馬_190812

あくまでも、日が落ちる夕方前から翌朝の出発前までといった感じ。

その時間帯であれば、私が施した「どこでもクーラー」のセッティングと、「マルチシェード」との併用で夏場でも快適に過ごす事ができます。

RVパークで晩酌_190812

実際、コインタイマーの電源が切れて「どこでもクーラー」が停止した途端に、堪らなく暑くなりましたから。(翌朝、出発前の話)

それだけ、「使えるどこでもクーラーになっている」という事が言えるでしょう。

中村さん家のトマトサラダ_280円_190812

道中のスーパーや道の駅で調達した惣菜類を並べ、車内晩餐。

カラッと涼しい車内だと、日本酒や焼酎のロックも進みますね。

ヒラソ刺身・中トロ刺身・醤油漬けイクラ_190812

8月の12日、夏真っ盛りで標高の低いアスファルトの駐車場。想像しただけでも暑苦しい条件が揃っていますけど。

「どこでもクーラー」を効果的に使う事により、「まるで自宅か?」というくらいに快適に過ごす事ができました。

炭火焼鳥_皮_ねぎま_190812

今年の夏はホント、「どこでもクーラー」のお世話になりました。真昼の炎天下以外であれば、十分使い物になるのではないでしょうか。

勿論、それには天井の断熱や、窓及び側面の断熱が必須条件となります。(ウォーク2は架装の段階で、天井&側面に断熱材が入れられています)

来年以降の夏も、この装備で乗り切れそうです。