「車中泊キャンプで焚き火を愉しもう!」というコンセプトのもと、またまたやって来た「もみのき森林公園オートキャンプ場」。
こちらのオートサイトは木立で区切られており、各サイト間が比較的離れて配置。隣のサイトの声とか視線が気にならないのが、最大の魅力となっています。
自分の世界にどっぷりと浸かる事ができる、プライベート感が確保されたキャンプ場。こういったキャンプ場は、有りそうでなかなか無いのではないでしょうか。
まさに、焚き火に没頭するにはもってこい。14時過ぎにチェックインすると先ず、車の位置を決めてサイドオーニングを広げ、タープを設営しました。
先程書いたように区画サイトですから、フリーサイトのように自由に車を駐められる訳ではありません。つまり、太陽の向きに合わせて車の向きを変える事はできません。
そこで登場するのが、小型のタープ(ポンタAir)というわけ。
サイドオーニングだけではどうしても横からくる太陽光(特に西陽など)をカットする事はできませんが、その部分にタープを設営する事で、効果的にカットできるようになります。
今回は車両の前方から西陽が射し込む配置でしたので、それに合わせてタープをセッティング。
備品として常備しているゴムフックやFIAMMAのオーニングハンガーを使い、サイドオーニングのアームやCレールに固定させました。
こういった小物を色々揃えておくと、車中泊キャンプでは何かと便利ですね。その時の状況に合わせ、的確に使う事ができます。
何を事前に用意しておけば良いかは、経験からくるところでしょうか。今までで困った事イコール、あれば良い物(道具)という事になります。
簡単に輪っかを作る事ができるゴムバンドを使い、タープの端をサイドオーニングのアーム部分に固定。
このゴムバンドは、100円ショップのダイソー等で売られているものです。何本か持っておくと、組み合わせて使えたりと融通がききますね。
※低い水場の前には小型のチェアを置いて対処。座って洗い物ができるようにする
風が吹いてもゴムが伸びる事である程度力を逃してくれますので、こういった使い方(タープをサイドオーニングに固定する)にももってこい。車中泊キャンプの万能選手です。
時間の経過と共に西陽は山の向こうに沈んでゆき、徐々に涼しくはなってきましたけど。数々のグッズを使ってタープを設営した事により、西陽に負けない快適空間で日中を過ごす事ができました。
西陽をカットしたサイドオーニングの下では、ラジカセで「ビートルズ」を流しながらビールを飲んでまったり。
堪りませんな。
BGMを聴きながら、何もせずにボーッと過ごす。キャンプで一番好きな時間だったりします。
車中泊キャンプなので、設営といってもサイドオーニングと先ほど書いたタープくらい。テントが不要な分、設営時間が短くて本当に楽ですね。
早い時間からビールのタブをプシュッと開け、そして寛ぐ。これが「車中泊キャンプ」の一番のメリットなのかもしれません。
さて、日差しが落ち着いてきたところで、行動範囲をサイドオーニングの外へ。
サイトの周りに落ちていた小枝をかき集め、持ってきた薪と共に焚き火を楽しむ事にしました。
自然豊かなキャンプ場ですからね。焚き火を楽しむ為の燃料は豊富に落ちています。ですので、着火に苦労する事はありません。
この焚き火は、後で料理の火種に使う予定。
という事で、焚き火を楽しみつつ車中泊の準備も整える事に。
普段は巻き上げているスライドドア部分の防虫ネットを下ろし、風通しを良くしつつ虫の侵入に備えました。
手前に折り畳み式のステップを置けば、出入りも楽々。数々のグッズが、車中泊キャンプをさらに快適なものにしてくれます。
-前日予約。もみのき森林公園オートキャンプ場- (2018/06/16)