2泊目のこの日。夕食はどこの居酒屋で頂くか?と、カミさんと悩んでいました。
夕食なので普通に定食屋やファミレスでも良かったのですが、私達は飲むのがメインなのでやはり居酒屋。落ち着いて呑める場所の方が良いです。
あと、足が疲れて座りたかったので、立ち飲みよりは座れるところ。なるべくホテルから近い場所の方が良いなあと探していたところ、こんな居酒屋を見つけました。
「神楽家 鮮魚仲卸直営」です。
ホテルの前の通りにある居酒屋なので、正確には「見つけた」というよりは「気になっていた」という方が正しいのですけどね。比較的新しい居酒屋のようでした。
少しお値段が張りそうだったけど、ホテルの近くというのが決め手となり入る事に。座席的にはまだ余裕がありました。
高級そうなお店の外観とはうって変わって、店内のシートはファミレス風のソファ。ゆったりと寛ぐという意味では、これはアリですね。
注文した飲み物は勿論、焼酎をボトルで。「天孫降臨」という芋焼酎のボトルが、1本3,800円でした。
結構高めですけど、想定の範囲内。チャージ料や氷代等は不要と良心的です。
それに合わせて出てきたのが「お通し」。一人500円とこちらもお高めでしたが、「お通し」というよりはむしろ、立派な一品と言えるものでした。
このお通しや焼酎からもわかるように、こちらの居酒屋は他店よりも少しずつ良いものを置いているイメージ。
という事で思い切って、「神楽盛り」という刺身の盛合せを「おまかせ7種」で注文してみる事にしました。
二人前の、「神楽盛り(おまかせ7種)」です。
こちらは一人前が980円で、注文は二人前から可能。つまり、写真の盛合せは1,960円という事になります。(表示価格は全て税別)
普段の私達ならまず注文する事のない価格帯ですが、この日はそのつもりでの入店でしたからね。
たまには安さを追求するだけでなく、良いものを頂く事も大事でしょう。
この刺身が凄く美味しくて、鮮度も抜群。これで一人前が980円というのは、むしろ安いくらいだと思いました。
厚めにカットされていて、脂の乗りも最高。思い切って注文して正解です。
この盛合せだけでも胃袋はかなり満たされますが、せっかくなので他のメニューも注文する事に。
「茄子と舞茸のわさびポン酢(580円)」です。
これもまた上品な味わいで美味しいですね。ポン酢なのでサッパリと頂く事が可能。舞茸のしっかりとした食感と、茄子の柔らかさが絶妙なハーモニーを奏でていました。
そして最後に注文したのがこちら。「地ハマグリと青さのりの酒蒸し(980円)」です。
東京のお隣、千葉県はハマグリの名産地。「地ハマグリ」との事ですから、きっとそのハマグリが使われているに違いない!と勝手に想像し、注文してみました。
普段はあまり頂く事のない、自分にとっては高級食材のハマグリ。それをこのお値段で頂けるのですから、考えようによってはお得なのかもしれません。
ハマグリが持つ塩分と、青さのりの風味が調和した一品。自然と、カミさんとの会話も弾むのでした。
そして「おあいそ」をお伝えすると、出てきたのがこちら。
味噌汁です。〆の味噌汁は無料サービスとの事。こういった心使いも嬉しいですよね。
一品ずつを見るとお値段高めに感じますが、トータルで見ると実はそうでもなくて。この日は2人合わせて、会計は9,000円弱でした。
リーズナブルなお店でたらふく食べるのも好きですが、たまにはこんなお店でゆっくりと大人の食事を楽しむのも良いものですね。
どの料理も本当に美味しかったです。
-飛行機で行く!上野を拠点に3泊4日の東京旅 2018- (2018/11/23)