広島の中華そば。豚骨醤油のお店が多く、有名どころのお店は色々とあります。が、私が気に入っているお店は意外にも、老舗のうどん屋さん「ちから」です。
何年か前からでしょうか。中華そばもメニューに加わり、それを食べてみると、専門店にも負けない美味しさだったのです!
それからというものの、何かあれば「ちから」で中華そばを頂くようになり。平日の昼間などでも、昼休みを利用して通う事があるくらいです。
その「ちから」はチェーン店になっていて、広島市内であれば色々なところでお店を見る事が可能。という事で、帰宅途中に立ち寄り、「中華そば(630円)」を頂く事にしました。
細めのシャキシャキもやしが乗っていて、いかにも広島の中華そばといった感じ。
そんなに豚骨臭がするわけではなく、どちらかというとアッサリ系の中華そばなのですが、このスープの味の奥行きが凄いのです。
あの「スエヒロ」の中華そばから背脂を無くし、さらに味に輪郭を持たせた感じでしょうか。上手く表現できませんが。
とにかく、優しい味わいの中にもしっかりとコクがあり、豚骨醤油の旨みを感じられるラーメンなのであります。
しっかりと味の付いた、やや厚切りのチャーシューも美味しいですね。脂身が多いチャーシューなので、そっち系が好きな方はハマる美味しさではないでしょうか。
このコッテリチャーシューとアッサリめの豚骨醤油がナイスマッチング。そこに、細モヤシと青ネギのハーモニーが加わるという事です。
中細ストレートの角麺も、コシがあっていいですね。実はこの麺の旨さも、「ちから」の中華そばの特徴であります。
因みにこの日、カミさんは「ミニカレーうどん(410円)」をチョイス。
元々はうどん屋さんですからね。これも不味いわけはありません。
ここ、「ちから」では「中華そば」に並んで人気のメニュー。(中華そばを注文する人が半数です)
コシも歯ごたえもないフニャフニャな麺なのですが、これとトロみのついたカレースープがヤミツキになる美味しさなのであります。
程よくスパイシーで、牛肉が多目に入っているのもイイ感じ。
ミニサイズが選べるのも、女性にとっては嬉しいのではないでしょうか。
「ちから」の「中華そば」と「カレーうどん」、これはある意味、広島のソウルフードですね。
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