車中泊地は「明屋キャンプ場」。下見をして日帰り入浴へ

中ノ島(海士町)へとフェリーで渡り、海中展望船で観光を楽しんだ私達。目的を達成したらいよいよ、次の島(西ノ島)へと渡りたいところです。が、この時間から出ているフェリーはありません。

これが離島を旅する上で一番難しい点ですかね。自分たちの思う通りに移動する事はまず出来ません。フェリーが出ていなければ、滞在場所は必然的に今居る中ノ島という事になります。


となれば、宿泊先(車中泊先)を探さなければならないのですが、島内には道の駅がありません。また、キャンプ場は1箇所しかありません。(明屋キャンプ場)

つまり、車中泊先として頼れる場所は、島内に唯一存在するキャンプ場という事になります。無料のキャンプ場ですが、利用するには観光協会への予約が必要。

明屋海岸キャンプ場_1_180714

という事で、約2週間前くらいに電話で確認をしていました。キャンプ場を利用できるかどうか、予約の確認です。

ところが。既に予約で一杯というではないですか。あちゃー。もう少し早く予約の電話を入れておくべきでした。

明屋海岸キャンプ場_2_180714

隠岐の島への旅を計画したのは2ヶ月以上も前だったのに。離島なので大丈夫だろうと、少々甘く見ていました。

でも、予約で一杯なのは仕方ありません。そこで観光協会の方に、「キャンプサイトは使えなくても良いので、駐車場で車中泊のみさせて頂けませんか?」とお聞きしたところ。

明屋海岸キャンプ場の駐車場_1_180714

「有料ゴミ袋によるゴミの処分はできませんが、駐車場もトイレも無料で使って下さい」との事。駐車場での車中泊許可を頂く事ができました。

ここが駄目なら何処か展望台等の駐車場を探す必要がありましたからね。とても助かりました。

明屋海岸_1_180714

当日はまず、その「明屋キャンプ場」を16:00くらいに下見。お風呂に入って汗を洗い流す前に、どんなところか実際に自分たちの目で確認しておく事にしました。

明屋海岸に広がる綺麗なキャンプ場で、車の乗り入れは不可。駐車場はキャンプサイトの上、トイレがある高さと同じ部分にある事がわかりました。

明屋海岸キャンプ場の駐車場_2_180714

車中泊は、駐車場の一番奥でやれば良さそうですね。トイレからは離れますが、テントサイトとも離れますので、場違いな感じにはならないと思います。

日陰が早めに出来やすいというのもポイントでしょうか。あとは、お風呂に行って帰ってきても此処が空いている事を祈るのみですね。

明屋海岸キャンプ場_3_180714

因みに、駐車場から海側を見ると、こんなに綺麗な景色が広がっています。

明屋海岸自体も、景勝地として知られている場所ですからね。

明屋海岸_2_180714

キャンプと観光を、一箇所で楽しめる場所となっています。

お風呂に入る前にここに来て正解。7月の中旬、まだまだ非常に暑い時間帯ではありましたが、「あとでお風呂に入れるから」という気持ちの余裕もあり、汗をかきつつも景色を楽しむ事ができました。

明屋海岸_3_180714

上の写真は、観光パンフレットでも有名な明屋海岸の景色。ですが、時間帯が悪かった為に逆光に。日を改め、翌朝見たほうが良さそうですね。

因みに、区分けされたキャンプサイトは以下のような感じ。

明屋海岸キャンプ場_4_180714

キャンプを楽しむには最高のロケーションと言えるのではないでしょうか。

ただ、2周間前の電話確認では予約で一杯との事でしたが、この時点では区画サイトはガラ空きといった感じでした。もしかしたら、団体のキャンセルが出たのかな?

まあ、予定通り駐車場での車中泊のみとさせて頂きますので、問題はありません。

という事で、車中泊地の下見を済ませたらお風呂に行く事に。

海士町保健福祉センターひまわり_1_180714

キャンプ場から車で15分程度戻った場所にあります、「海士町保健福祉センターひまわり」です。

福祉センターでありますが、日帰り入浴も可能。入浴料金は300円で、帳簿に名前を書いてから利用する仕組みになっています。

脱衣所も浴室も西陽を受ける造りで、時間帯的にはとても暑かったですけどね。

海士町保健福祉センターひまわり_2_180714

離島でお風呂に入れるだけでも幸せ。車旅では車中泊地や買い物スポットに次ぎ、大事なスポットではないでしょうか。それをこの料金で利用できるなんてありがたい限りです。

脱衣所には無料のコインロッカーがあって、ボディソープとリンスインシャンプーもあり。洗い場は4つくらいありました。

車中泊前の入浴。これは本当に気持ちの良いものですね。


-さんいんCamperクルーズで行く!車旅で隠岐諸島- (2018/07/14)