キャンピングカーの乗り換えを検討すればするほど、現在乗っている軽キャン、KONGの素晴らしさを再認識させられます。
もちろん、自分仕様にちょっとずつ手を加えているので、自分達にとって使いやすい車になっているのは間違いの無い事なのですが。それ以上に、基本設計がとにかく素晴らしい。
例えば、リアの床下には広大な収納スペースを備えており。キャンプ時に必要な椅子やテーブル等のアウトドア常備品は全て、このスペースに収まっています。
しかもこれ、床下収納なのに床を跳ね上げる必要がなく。バックドアを開ければ、後方から取り出す事が可能になっています。
まさに、キャンプも旅も楽しみたい私達にはピッタリな車。自分達にとって、これが完成形と言っても過言ではありません。
したがって、新しいキャンピングカーにはこの、「完成形」を上回る「可能性」と「付加価値」を求めるわけで。少なくとも、使い勝手が悪くなる事は避けなければなりません。
機動力がスポイルされる大幅な車両サイズアップはNG。かと言って、今より収納スペースが少なくなったり、居住スペースが狭くなってしまっては本末転倒です。
そこでピックアップしたキャンピングカーが、以下のモデルたち。
モデル名 | ビルダー | 全長 | 全幅 | 全高 | |
---|---|---|---|---|---|
(1) | WalkII Type-Cコの字タイプ | ドリーム・エーティー | 4695 | 1695 | 2240 |
(2) | ピコ | キャンピングカー広島 | 4045 | 1665 | 1935 |
(3) | Dテントむし ナロー | バンショップミカミ | 4550 | 1770 | 2090 |
(4) | マンボウEVE | ロータスRV販売 | 4880 | 1780 | 2650 |
いずれも5m×2mには満たない、コンパクトなモデルです。
因みに、この中に軽キャンが入っていない点を補足しておきますと。自分にとって、KONG以上にライフスタイルが一致する軽キャンは、今のところ世の中に存在しないからです。
もし次も軽キャンを選ぶのであれば、間違いなくKONGを選びます。
シンプルでありながら、的を得た本格的な作りこみ。全く無駄の無いレイアウトがあったからこそ、「キャンプと旅の両立」を長年、軽自動車サイズで楽しめました。
ただ残念な事に、気になる新型KONGは現在開発中との事(2016年2月現在)。カッコいいポップアップルーフは完成しているようですが、車内のレイアウトが全く分からない状況ですので、今は選べません。
ということで、選んだキャンピングカーは現時点で上記の4モデル。ここからは、それぞれのモデルの特徴や選択ポイント、そして懸念点などをまとめておきたいと思います。
(1) WalkII Type-C コの字タイプ(ドリーム・エーティー)
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4695 | 1695 | 2240 |
ハイエースのナローボディがベースのバンコン。
全長・全幅ともに5ナンバーサイズとコンパクトながら、豊富な収納力を誇る車。特に「コの字タイプ」に備わるトランクルーム(床下収納)は、床を跳ね上げる事なく後方からもアクセス可能な、優れた使い勝手。
KONG同様、ここにキャンプ道具を常備する事ができそう。
お座敷モードで使えるテーブルもポイント高し。(カップホルダーは不要だが)
唯一気になる点は、ハイルーフによる全高の高さか(2240mm)。入れない所が出てくるだろうし、自宅のカーポートには収まらない。(リフォームが必要)
とはいえ、現在のところはこのキャンピングカーが第一候補。キャンカーショーで見て、ほぼ一目惚れだった事も付け加えておく。
(2) ピコ(キャンピングカー広島)
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4045 | 1665 | 1935 |
候補に上げた中で、一番コンパクトで取り回しやすい車。ポップアップルーフのお陰で、全高は2mを切る(1935mm)。横向きに寛ぐレイアウトも現在の自分仕様KONGに近く、違和感なく乗り換える事ができそう。
広島のビルダーさんなので、購入前後のメリットも大きい。(自宅から1時間とちょっとで行ける)
ただ、収納は軽キャンのKONGより少なめか? キャンプ道具を常備しておけそうな空間が見当たらない(床下収納はあるけれど)。これが一番のネック。
ちなみに、サイドオーニングは付けられるとの事。
(3) Dテントむし ナロー(バンショップミカミ)
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4550 | 1770 | 2090 |
軽キャンの次という事で、真っ先に思い浮かんだのがこの車。キャブコンでありながら、ポップアップルーフを採用することで、全高を低く抑える事ができている。(2090mm)
ナロータイプは、リアにハッチを備えているのも特徴。バンのような使い方が出来るのは嬉しい限り。これがあると、キャンプでの荷物の出し入れが格段に楽になる。
しかし、全幅が1770mmと、ナロータイプでも横幅が広いのが欠点。思い切って5ナンバーサイズであれば、最有力候補となるのだが。長さよりも、幅の方が運転に気を使う。
(4) マンボウEVE(ロータスRV販売)
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4880 | 1780 | 2650 |
今回選んだ候補の中で、一番居住性に優れる車。それでいて、全長や全幅は3ナンバーサイズのミニバンと変わらない。トラックベースなので、最小回転半径も小さく、見た目よりは取り回しが良いと思われれる。
ただやっぱり、全高の高さ(2650mm)がネックとなる。この高さになると、立体駐車場は完全に諦めないとならないし、お気に入りのキャンプ場にも入れない。
いつかは乗りたいジャンルであり、完成度の高い車であるが、今のところ、選ぶ可能性は限りなく低い。
以上、次のキャンピングカーを検討する上で、思っている事を簡潔にまとめた内容でした。
今後、ここで述べたキャンピングカー以外にも、彗星の如く現れるキャンピングカーがあるかもしれません。
その時はまた、このブログでご報告致します。
“軽キャンの次は?候補のキャンピングカーをピックアップ” への1件の返信
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