「焼肉をする時に煙が出ない!」と人気の、イワタニの「スモークレス焼肉グリル やきまる CB-SLG-1」。売れているみたいですね。
先週末、その「やきまる」がホームセンターの「CAINZ」で会員限定、税込み4,280円と特価になっていましたので、「これは安い!」と買ってきました。(非会員は税込み4,980円)
買ったからには、すぐにでも試してみないと気がすまない私の性格。「やきまる」を買ったその足で脂身たっぷりの牛肉を買い、その夜早速カミさんと焼肉をする事にしました。
焼肉をした場所は、リビングから繋がるガーデンルーム。我が家では、焼肉をする時はいつもここで楽しんでいます。
ただ、この日はいつもと違ってガーデンルームの換気は行わない(窓を網戸にしない)事に。
そして、リビングと繋がる大きな窓も開放したままとしました。
つまり、煙が出ればガーデンルームはもとより、リビングにも煙が充満してしまうというセッティングです。
少々厳しいセッティングですが、果たして煙を出さずに焼肉を楽しむ事ができたのでしょうか?
早速、化粧箱から主役の「やきまる」を取り出し、テーブルの真ん中に置きます。
第一印象は、「意外と背が高いな?」というものでしたね。でもまあ、それほど問題にはならないでしょう。
専用の焼肉プレートを取り外し、水皿の部分に水を注入。これは本体やプレートが加熱され過ぎるのを防止する為、必ず使用前に入れておかなくてはなりません。(約230cc)
ちなみにこの水皿は、本体から取り外し可能。使用後は丸洗いできるようになっています。
で、気になったのは、プレートにも水皿にも付いていたこの金具のような突起物。これは一体何をするものなのでしょうか?
プレートを取り外したりする際、邪魔になるというか思わずプレートのコーティングを傷付けてしまいそうになります。
水皿の方に「付属の焼き肉プレート以外のものを使用しないでください」と書かれていたので、多分その為のものだと思いますが。(付属品以外は乗らないようにする)
焼き肉時はそれほど邪魔になりませんが、気になるところですね。
さて、セッティングを済ませたら早速、買ってきた牛肉を焼いていきます。この日用意したお肉は、広島名物の「コウネ」と国産牛の「中落ちカルビ」。
どちらも脂身が豊富に含まれているものです。
特に「コウネ」なんて、ほぼ全体が脂身。通常、コウネを焼くと煙が物凄く出るので、室内焼肉の食材には加えません。
それを今回、スモークレス焼肉グリルの「やきまる」を使って室内で焼いてみよう!という事。
「やきまる」の実力を試すには、最高の食材と言えるのではないでしょうか。これで煙が出なければ、正真正銘、「スモークレス焼肉グリル」という事になります。
ちょっと意地悪なようですが、やるからには徹底的に試してみないとね。
先ずは比較的難易度の低い、「中落ちカルビ」から焼いていく私。この時点では確かに、煙が上がっていません。
そして、プレートのスリット状の部分を脂が流れてゆき、下の水皿へと落ちていきます。
なるほど、脂に直接火がつかないので、煙が上がらないのですね。素晴らしい!
どんどん焼いていきますが、煙が上がるような感じは全くなく。製品名通り、スモークレスで焼き肉を楽しむ事ができました。
ただ、確かに煙は出にくいのですが、脂は普通に飛び散ります。つまり、テーブル上やその周りは脂だらけになります。これは他のホットプレート等と同じですね。
また、お肉が乗っていないちょっとした空焼き状態になると、僅かに煙が上がりました。多分、プレート状に残った脂分が熱せられて煙になったのでしょう。
それ以外は至って良好で、一番難易度の高い「コウネ」を焼いてもホラ!
全くと言っても良いほど、煙が出ませんでした。通常、コウネを焼くと煙だらけになりますからね。これは本当に凄い事だと思います。
焼き肉を終えた後も、ガーデンルームは勿論のこと、リビングが煙で充満する事はありませんでした。
そんな感じで、室内で焼肉をするならもってこいと思われる「やきまる」。ですが、注意点が2つ程あります。
それは、前述した脂の飛び散り対策と、換気。煙は出ませんが、匂いは普通に出ますので、換気をせずに室内で焼き肉をすると、室内に匂いが充満します。
私は軽く換気扇を回して「やきまる」を使いましたが、それでも数日間はガーデンルームとリビングに焼肉臭が残ってしまいました。
煙を気にせずに室内で焼肉を楽しめる「やきまる」は確かに便利。ただ、脂の飛び散りと匂い残りは普通にある事を頭に入れておくと良いでしょう。
“煙が出ない?スモークレス焼肉グリル「やきまる」を検証!” への1件の返信
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