スペックで語る事の出来ないオーディオ。だから面白い!

私の昔からの趣味の一つにオーディオがあって、最近になって新たにアナログターンテーブル(レコードプレーヤー)を購入した事は少し前の記事で書きました。

その流れのなかで、せっかくレコードを聴くのなら、以前やっていたのと同じようにカセットテープにも録音しようという事になりまして。


録音をするのなら、しっかりと良い音で録音したい。

ターンテーブルを購入!ハイレゾの時代にアナログへ回帰

という事で、カセットデッキを新たに買い足しました。

最近新品で発売されているカセットデッキは造りがあまりよろしくないので、ターゲットは90年代の中古。

あれこれ探した結果、程度の凄く良いOHされた中古品が見つかりましたので、それを購入しました。

TC-KA3ES_180416

当時、ソニーから発売されたカセットデッキ最後のシリーズです。(TC-KA3ES)

この頃のオーディオ製品はとにかく、カセットデッキに限らず魂が入っていたように思います。

2Fのオーディオルーム_180416

特にアナログとメカトロニクスの融合は素晴らしく。

カセットデッキはその代表的な存在。今手にして操作しても、その技術力の高さに感動します。

すっかり、昔の自分に戻ってアナログの魅力にどっぷりと浸かっていくのでした。

TN-350-CH_180416

こうなってくると、自宅全体のオーディオシステムの見直しが必要になってきて。

ターンテーブルの購入を機に手に入れた、中古のDVDプレーヤーを寝室に移設。

その代わりとして、リビングに設置していた古いHDDレコーダー(RD-X1)を、ターンテーブルを設置した部屋(2F)に移設しました。

2Fのオーディオセット_1800416

ターンテーブルの反対側に設置しているのが、HDDレコーダーのRD-X1です。

今となってはかなり古くなりましたが、当時のフラッグシップモデル。昔録り溜めたDVD-RAMはもちろん、CDプレーヤーとしても使えるようにと、ここに持ってきました。

で、下の写真が寝室のオーディオシステム。

寝室のコンポ_1_180416

一番上に置いているゴールドの物体が、中古で購入して移設したDVDプレーヤーです。

因みに、オンキョーのアンプとケンウッドの3ウェイスピーカーは、私が高校生の時に買ったもの。今から30年以上も昔のモデルです。

カセットデッキ等も持っていましたが、全て壊れてしまって残っているのはこれだけ。そのかわり、今でも迫力のある音で鳴ってくれます。

寝室のコンポ_2_180416

スピーカーは実際に、お店で聴いて気に入ってから買ったもの。今聴いても、惚れ惚れとするものがあります。

最近のハイレゾコンポ等とは比較にならないくらい、魅力的な音で鳴ってくれます。

設置しているのが寝室という事もあり、鳴らす機会は少ないんですけどね。(寝室に行くと秒殺で眠ってしまう)

そして下の写真が、リビングのAVシステムです。

リビングのシアターシステム_180417

ヤマハのAVアンプと60インチのテレビをメインに、5.1チャンネルのサラウンドシステムを構築しています。

HDDレコーダー(RD-X1)を2Fに移設した代わりに、その2Fから以前から持っていたカセットデッキを移設。

2Fでレコードからカセットテープに録音した音楽を、リビングでも聴けるようにしました。

リビングのオーディオ_181417

これ、まるで少年の頃に戻ったかのようにワクワクしますね。

最高のコンディションで録音したカセットテープは、巷に溢れかえっているMP3等の圧縮オーディオよりも遥かに良い音がします。

因みに、左側にチラッと写っている密閉型のヘッドフォンは、ソニーのMDR-Z900というモデル。既に20年以上が経過していますが、未だにこれ以上の音に出会えていないので、ウレタンパッドを張り替えながら使い続けています。

マッキントッシュ_MA6400_180417

オーディオの世界って本当、新しいから良い音とは限らないんですよね。

スペックで語れる世界でもない。

だから、面白いんですけど。

因みに、今は亡きカミさんの兄貴から譲り受けたマッキントッシュのプリメインアンプは、パワーアンプとして使っています。