キャンプを初めた頃、(今から約28年くらい前になるかな)夏場ともなれば、毎週のように通っていた河原があります。
場所はお教えする事はできませんが、山口県は錦川沿いの河原。キャンプ場ではないけれど、トイレや水場が備え付けられており、近所の方のキャンプに対する理解もあります。
今年の夏は久しぶりに、その河原にキャンプに行ってきました。
河原に車を乗入れる事は可能だけど、四駆じゃないとスタックは確実。(以前は二駆の車でも大丈夫でしたが)
帰省を兼ねてキャンピングカーのWalk2で行っていたので、(二駆です)車は駐車場に駐め、そこから荷物を運んでテントキャンプする事にしました。
今回は久しぶりにテントキャンプ。車中泊とは違って荷物が増えるので、事前チェックを入念に行ったのは言うまでもありません。
汗がほとばしる中、この日の為に厳選したキャンプ道具を河原に運んで。先ずはテントを張って場所を決め、それからワンタッチタープをセッティングしました。
場所は、橋の下(笑)
日陰を確保し易いですし、万が一雨が降ったとしても避難できます。(あまりにも雨が酷いと川なので撤収する必要がありますが)
軟弱キャンパーの真骨頂!(笑)
で、ここの河原は直火OKなので、あの頃を思いだして大きな石を集めて「かまど」を組んでみる事にしました。
これ、メチャメチャ楽しい!
実は今回のキャンプ、これを一番やりたかったんですよね。
焚き火台を使うのとは比べ物にならないワクワク感。やはり直火は最高です。(ただし、使った後は石をバラすなど、元に戻すマナーは最低限必要)
火おこし器(煙突状の道具です)を使って全自動で炭火を熾すなど、あの頃に比べると手抜きをする事は覚えましたけど(笑)
トーチでガーって炙って火熾しするよりは遥かに楽。その間に他の作業を進める事ができます。
ましてや、新聞紙を丸めて燃やし、うちわで一生懸命仰いでいた頃とは比べ物にならない火熾しスピード。直火でもやはり、火おこし器は大活躍です。
放置状態で炭火がおきたら、それを全て「かまど」に移して。キャプテンスタッグの焚き火台に付属の大きな網を乗せ、食材を焼いていきました。
この日の食材は、錦川で育った天然の鮎や旅先で購入していた和牛など。
鮎は串に刺し、雰囲気を盛り上げます(笑)
他にも、イカやホタテも「かまど」の上で焼いていって。
河原でまさかの海鮮バーベキュー(笑)
昔は(安いので)アメリカ産の牛肉を焼く事が多かったですが、少しだけ進化しましたかね。
とはいっても、28年経った今も、やる事はあまり変わっていないような気がします(笑)
足元に置いているのは、カセットガス式のランタン。SOTOの「虫の寄りにくいランタン ST-233」です。
久々に使ったけど、リフレクターを使えばカセットガス式にしては明るくて。使わない時はコンパクトにフォールディングできるので気に入っています。
そしてユニフレームの「コンパクト ランタンスタンド」にぶら下げて使ったのは、キャンパーなら誰でも持っているであろう、ジェントスのLEDランタン「EX-777XP」。
どちらか1つだけだと暗いですが、カセットガス式のランタンと程よく明るいLEDランタンを組み合わせれば、そこそこ明るくなります。
ひっくり返して使えば下を照らす事ができる「EX-777XP」は、吊り下げ使用向き。(ランタンスタンド等で)
逆に、下というよりは周囲を照らす「ST-233」は、足元に置いた方が明るく感じます。
この2つがあれば、テントキャンプの夜も安心。(テント内にはさらに、LEDランタンの「たねほおずき」を設置しました)
という事で、食事が終わって夜も更けてきたところで、大人の焚き火タイム。
直火でやる焚き火もまた、堪りませんね。
-かまど作って河原でテントキャンプ- (2017/08/12)