ミニマムキャンプって面白い。昔のクッカーを使い倒そう

今回のキャンプ、久しぶりにテントで寝ました。テントはユニフレームの「AG-TRAIL2」というもの。とっくの昔に廃番品となっているものです。

しかしこのテント、もの凄く出来が良くて。小型のテントとして、ここまでバランスのとれたものはなかなか無いのでは?と思っています。


前室付きのツールーム仕様、2人用というそこそこのスペックを誇りながら、パッキングサイズは44x18x18cmとコンパクト。重さも2.5kgと軽いです。

山岳テントのスペックには到底及びませんけどね。ファミリーキャンプ向けでこのスペックは素晴らしいのではないでしょうか。

朝のサイト風景_190421

インナー吊り下げ式という、設営のしやすさも特筆すべきポイント。フライだけをかければ、小型のシェルターとしても使えます。

かなり古くなったので、ショックコードが伸びてきましたけど。メンテナンスをしながら、末永く愛用していきたいと思っています。

さて、2人用のテントに一人で寝たので、広々空間でぐっすりと。

シングルバーナーで炊飯_190421

テント内でブログを書いてから、朝食の準備に取り掛かりました。

朝の主役はご飯。シングルバーナーとクッカーで炊飯していきます。

今回持参したシングルバーナーは2つ。片方でご飯を炊きながら、片方でスープ用のお湯を沸かすという作戦です。

クッカーで湯沸かし_190421

なるべく荷物を減らそうとしたので、クッカーは必要最小限。お世辞にも調理がしやすいとは言えませんでしたけど。

この不便さが、かえって楽しかったですね。

キャンプを初めた頃を思い出しました。

シングルバーナー2つ_190421

あの頃は大した道具も持っていなくて。釣具屋で安く購入した、アルミ製のこのクッカーセットだけで賄っていたものです。

その後、新たに購入した道具たちに追いやられ。暫くは倉庫の中で眠っていたけど。

最近になってサブセットとして復活。道具を減らすミニマムキャンプで活躍しています。

クッカーで炊飯したご飯_190421

ご飯だってホラ!

こんなに上手く炊く事ができますからね。まだまだ引退させるには勿体無い存在です。

小さい方のクッカーで沸かしたお湯は、マグカップへ。

インスタントスープ_190421

コーンスープが完成しました。(インスタントだけど)

そしてメインとなるのは、レトルトパックのハンバーグ。

広島かきせとうちハンバーグ_1_190421

湯煎をするのが一番なのでしょうが、クッカーの鍋は炊飯で使ったので使えません。

そこで、フライパン代わりになる蓋の部分、ここに開けて温める事にしました。

広島かきせとうちハンバーグ_2_190421

限られた道具でやりくりしながらする調理。これは面白いですね。

まあ、調理と言っても温めるだけですけど。

キャンプの朝食風景_190421

モーニング定食の完成です。

因みに、シングルバーナーでの調理にはクッカーを安定させる為のゴトクとして、ハイマウントの「ミニパックグリル」というものを使いました。

これ、一つ持っておくと便利。(収納袋付き)

SOTOの「ST-310」でも、イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」でも使えます。(高さがピッタリ)


-フリードスパイクで行く!車中泊とテントキャンプ- (2019/04/21)