15年連続日本一の庭園を眺めティータイム(喫茶室 翆)

前乗り車中泊で行った島根県への旅。目的地の「足立美術館」には、開館直後の午前9:00ちょうどくらいに到着しました。

広島県の自宅から行く場合、何も前乗り車中泊までしなくても、朝早くに出ればこれよりも少し遅いくらいに到着する事はできるのですけどね。


前乗り車中泊と朝風呂、そして外食等も旅の楽しみのひとつ。それらをゆっくりと楽しもうと思うと、やはり前乗り車中泊で行く方が都合が良いという事になります。

感覚的にですが、前乗りをするだけで休みが1日増えたような気分になれますね。プラス一泊して現地のすぐ近くからスタートできるのって大きいです。

足立美術館_1_171223

さて、「足立美術館」では「パートナーズカード会員」になっているので、2年間は何度でも入館無料。会員登録の際に6,000円は必要でしたが、思い切ってなっていて良かったと思っています。

自宅からちょっと遠いのが、玉に瑕ですけどね。まあ、それはそれで行き帰りの道のりも楽しめるので良しとしましょう。

「足立美術館」を訪れるのは、今回で5回目。会員期限は後数ヶ月しか残っていないので、もしかしたら今回が最後の無料入館になるかもしれません。

とは言え、期限が切れたらまたすぐ、「パートナーズカード会員」になるでしょうけどね(笑) 何度来ても飽きないというか、ここに来る事自体が心の安らぎになっています。

足立美術館の日本庭園_1_171223

魂を込めて手入れされた日本庭園に、日本画の数々。庭園や絵の事はよくわかりませんが、ゆっくりと観ていると、日常の喧騒を忘れられます。

なお、つい先日の事ですが、その「足立美術館」の日本庭園が、米紙のランキングで「15年連続日本一」に選ばれたそうです!

これは、並大抵の努力では実現できない大記録。全館あげて手入れされているスタッフの方々に、頭が下がる思いであります。

さて、今回「足立美術館」を訪れたのは、庭園と絵画以外にも、もう一つ楽しみがあったから。

その楽しみとは?

喫茶室翆_171223

喫茶室から日本庭園を眺めながら、お茶をしよう!というものです。

実は前回、4回目の入館で「無料喫茶券」を頂いていたのです。「パートナーズカード会員」になれば、4回入館する毎に「無料喫茶券」が1枚貰えるという特典があります。

その「無料喫茶券」を使って、館内の「喫茶室 翠」でティータイム。

喫茶室翆から望む日本庭園_171223

一杯1,000円の飲み物がどれでも無料との事でしたので、紅茶(ホット・レモン)を頂く事にしました。

一杯1,000円もする紅茶ですからね。ただティーカップに入れられたものが出てくるだけではありません。立派なティーポットに入れられて出てきました。

紅茶(ホット・レモン)_2_171223

そのティーポットからティーカップに注ぎ、そして窓越しの日本庭園(枯山水庭)を眺めながら頂く。これは堪りません。

「飲み物が一杯1,000円? そりゃー高すぎでしょ!」と思われた貴方。ここに座り、そしてカップを傾ければ、決してこの1,000円は高くはない、という事に気づくと思います。

日本庭園を望みながら紅茶_171223

こんな特等席、そうそうないですからね。つまり、場所代も含まれている、という事です。

それを4回入館するだけで、無料で楽しむ事ができる「足立美術館」。この顧客に対するおもてなしの心というか、サービスの心もすごく素敵ですよね。

紅茶(ホット・レモン)_1_171223

そういった面も含め、トータルで「足立美術館」が大好きな私なのであります。

因みに、カミさんが選んだエスプレッソは、大人の苦味で美味。

エスプレッソ_171223

エスプレッソやブレンドコーヒーは、お替わりもOKとの事でした。

長らくの夢が叶った、枯山水庭を観ながらのティータイム。「足立美術館」の、もう一つの楽しみ方と言えるかもしれません。


-前乗りで足立美術館&車中泊キャンプは立久恵峡- (2017/12/24)