ゴールデンウィークの車旅最終日。本日は予定通り、とあるキャンプ場に来ています。この旅を計画した際、旅程的にちょうど良さそうだと思った、初めて利用するキャンプ場。
予約はできず、当日空きがあれば利用できるとの事でしたので、到着するまではドキドキでしたが、何とか空きがあって利用する事ができました。
旅先のキャンプ場。しかも低料金。こんなに嬉しい事はありませんよね。
駐車場での車中泊とは違い、キャンプ場での車中泊は車内のみならず、生活の場を車外にも広げる事ができるので、より伸び伸びと旅先のひとときを愉しむ事ができます。
ただ、さすがはゴールデンウィークですね。何とか空きはあったものの、そこはトイレから遠く離れた場所でした。
そうですね。早足で歩いても片道3分といったところでしょうか。往復で6分。カップラーメンが2回作れてしまう距離であります。
やはり、トイレに近い場所から埋まっていくのですね。
歩く事自体は苦ではありませんが、トイレとなれば話は変わってきます。便意を催した時、なるべく早く用を足したいというのが心情ではないでしょうか。ある程度我慢はできるけど、3分歩くのはやはりキツイ。
こんな時に欲しくなるのが、キャンピングカーのトイレ。キャンピングカーにトイレがあれば、そんな離れた場所まで歩いて行かなくても済みます。
しかし、コンパクトなバンコンである私のキャンピングカーには、トイレは備わっていません。
そこで考えたのが、「簡易携帯便座」の使用。幸い、私のキャンピングカーは収納が豊富なので、万が一の事を考慮して「簡易携帯便座」を常備させていました。
これは、使わない時はペッタンコに折り畳む事ができ、使う時はポップアップさせて便座として使う事ができるもの。付属の袋を便座内にセットし、使用前に専用の凝固剤を入れる事で便を固める事ができます。固めた便は、燃えるゴミとして廃棄する事が可能。
ずーっと昔、非常用にとホームセンターのコーナンで買っていました。現在も売られているのかは不明です。
これを使用すれば、遠く離れたトイレまで行かずに済みます。お酒を飲むと尿意を催すのが早くなるので、本当に有り難い。
キャンピングカーのギャレー前にセットし、使えるようにしました。
個室にはなっていないけど、食事会場はサイドオーニングを広げた野外なので大丈夫。トイレを利用する人だけが、車内に入るという仕組みです。
これならキャンピングカー自体が個室となるので、女性でも安心。実際、カミさんも何の抵抗も無く使ってくれました。
このトイレがあって良かったとも。簡易的とは言え、有るのと無いのとでは大きな違いがありますね。キャンピングカーにトイレが有る事のメリットを実感。
ただし、「簡易携帯便座」ですので、これで大きい方はしようとは思いません。あくまでも「小」限定。使えるみたいですが、さすがに抵抗がありますよねえ・・・
こういう時にはやっぱり、ポータブルトイレなり、カセットトイレなり、ちゃんとしたトイレが備わったキャンピングカーに憧れますよね。使用後の手入れは大変でしょうが、それ以上にメリットは絶大だと思います。
「キャンプ場ならトイレがあるから、キャンピングカーにトイレは要らないよ」というのが「トイレ要らない派」の声だと思いますが、実際には今回利用したキャンプ場のように、トイレは有るけれど、とても離れた場所にある、という事もあります。
そういった場合にはやっぱり、トイレが備わるキャンピングカーが圧倒的に有利ですね。
因みに、私達よりさらにトイレから離れた場所に、1台のキャブコン(トラックをキャンピングカーに架装したもの)が停っています。
多分、キャンプ場のトイレは使う必要が無いから、敢えて人通りの少ない、あの場所を選んだのだと思います。
キャンピングカーにトイレ。やはりあった方が便利ですね。
“旅先でキャンピングカーにトイレが欲しい!と思ったとき” への1件の返信
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