長年の車中泊旅で出した答え。取り回しと広さのバランス

ゴールデンウィークの四国旅。この日の夕食は、キャンピングカーの車内で頂く事にしました。夕食の開始時刻は、午後6:30頃から。

テーブル上には、この旅の道中にゲットした徳島県や高知県の惣菜など。揃えるも揃えたり、揚げ物や焼き物、刺し身や茹で伊勢海老までも並んでいます。


自宅でもなかなか、これほどまでに夕食が豪華になる事はないですね。せいぜいこの1/4程度の品数でしょうか。いかに旅先だと、ついついあれもこれもと買ってしまうという事なのでしょうね。

私達の旅が基本、食をメインにしたものだからというのもあるかもしれません。観光よりはむしろ、美味しいもの。

夕食の食材たち_180503

まあ、旅のスタイルは人それぞれですからね。何を楽しみに旅をするかは自由だと思います。

私達のように食がメインであるかと思えば、温泉巡りがメインだったり。写真撮影がメインの方もおられると思います。

キャンピングカーで夕食_2_180503

それによって乗る車も変わってくるのでしょう。

スーパーや産直市にちょくちょくと寄り道したい私達にとっては、ナローサイズのハイエースだったり、軽キャンなどのコンパクトなキャンピングカーがピッタリ。

キャンピングカーで夕食_180503

車両サイズがコンパクトな分、どうしても車内の広さ的には制約を受けますけどね。

夫婦2人で食事をするくらいであれば、軽キャンでもノープロブレム。ナローベースでもハイエースクラスになると、かなり余裕もでてきます。

キャンピングカーで夕食_3_180503

そりゃあ、自宅と同じように立って歩き回ったりはできませんけどね。そもそも、キャンピングカーに自宅と同じ機能は求めていません。

その割り切りが、軽キャンだったり、バンコンに乗る場合には重要になってくるのだと思います。

すだち酎_180503

逆に、なるべく自宅に近い感覚で滞在したいのであれば、キャブコンやトレーラーという選択肢になってくるでしょう。

要は、どこが自分にとっては外せない部分で、そして許容できる部分かという事です。それは何度か車旅を重ねる事で、分かってくる事だと思います。

シマアジ_180503

私の場合はセダンから始まり、そしてミニバン。途中、軽自動車のラパンで車中泊旅を愉しむようになってから軽キャンへと移行し、現在の軽キャン&ハイエースのバンコンというスタイルに落ち着いています。

ミニバンで車中泊をしていた頃、3ナンバーで取り回しが悪かった事から、お店に立ち寄ったりするのが次第に億劫になってきたんですよ。

伊勢海老_180503

そこで軽自動車のラパンで車中泊旅をするようになるのですが、さすがに夫婦2人でこれで寝るのは狭かった。着替え等の荷物をどこに置くか?という問題もでてきます。

それよりも車中泊がしやすい軽キャンを選び購入したのは、必然的な流れだと思います。

焼き鳥と手羽先_180503

そして現在はその軽キャンに加え、ハイエースベースの「Walk2 Type-C」でも車中泊旅を愉しむように。

軽キャンは取り回しが良く、機動力抜群なのでありますが、やはり広さ的な制約がネックとなります。

キャンピングカーで夕食_4_180503

何度も書いていますが、走行する時、寝る時、食べる時で都度、荷物の移動が発生するのが軽キャンの一番の弱点と言えますかね。

その弱点を解消できるのが、ハイエースベースの「Walk2 Type-C」という事です。

でも、軽自動車からサイズが大きくなった分、取り回しが悪くなったのでは? と思われるかもしれませんね。

剥いた伊勢海老_180503

確かに車両サイズは大きくなったのですが、長さと幅が5ナンバーサイズなので、運転する分には全く苦になりません。むしろ、以前所有していた3ナンバーサイズのミニバンよりも、遥かに取り回しが良くて運転しやすいくらいです。

最小回転半径が5.2mと小さいのも、取り回しの良さに大きく貢献しているのでしょう。これ、ミニバンは勿論のこと、フリードスパイクよりも小さな値なのです。

伊勢海老の味噌_180503

つまり、取り回しが良くてそこそこ広いのが、ハイエースナローベースのキャンピングカーというわけ。

スーパーや飲食店など、行く場所を制限されたくない。でも、ある程度の広さは車内に欲しい。そんな我儘を叶えてくれる車が、「Walk2 Type-C」だったという事です。

今回の車中泊旅で、それを再認識。

キャンピングカーの車内で頂く、ご当地スーパーや産直市で購入した惣菜は、最高に美味しかったですね。


-GW後半はWalk2で四国・車中泊キャンプで巡る旅- (2018/05/03)