駐車場での車中泊。食後にはエンジンを止め、寝る時もそのままエンジン停止の状態で車中泊をしましたが、翌朝までは暑くなく、ぐっすりと寝る事ができました。
ハイエースベースのWalk2の場合、もう1台持っている軽キャンよりもベッドが広いのが良いですね。ベッド幅がありますので、互い違いにならなくても2人が干渉する事なく寝る事ができます。
まあ、ポップアップルーフを広げれば軽キャンでも2人、それなりに広く寝る事はできますけど。ポップアップルーフの上げ下げに手間がかかるのと、そもそも上げにくい場所があったりとデメリットは存在します。
前乗り車中泊を含め、駐車場での車中泊の場合はポップアップルーフじゃない方が何かと楽ですね。気になる全高も2.3mを切っていれば、そんなに苦労する事もありません。
さて、早い時間から寝たので、起きたのは日が昇る前から。
トイレに行ったついでに、周辺を散策してみる事にしました。
日の出前の海の景色って素晴らしいですよね。徐々に昇ってくる太陽と、赤く焼けてくる雲。そして明るくなってくる海面。
日が昇り初めたらあっという間で、ふと振り返るとこんな素敵な景色が広がっていました。
明屋海岸の赤壁です。
パンフレット等で知ってずっと見たかったのですが、夕方に到着した際には逆光に。思っていたようには見る事ができていませんでした。
それが、翌朝の早朝にはこの美しい景色! いやあ、ここで車中泊をして本当に良かったですね。
この後さらに日が昇ってかなり明るくなってきたのですが、その明るくなった後よりも、日の出直後の明屋海岸、そして赤壁が一番美しかったように思います。
自然の景色って刻々と表情を変えており、一瞬として同じ景色は無いんですよね。その貴重なタイミングを間近で見る事ができて感動。
この日は朝一から、旅の一つの目的を達成する事ができました。
ただ、太陽が昇り始めると瞬く間に暑くなってきて。午前7時の時点で、とてもじゃないけどエンジンを停止した車内に居るのは難しくなってきました。
そこで、車中泊をさせて頂いたキャンプ場の駐車場を出発。フェリーターミナルの無料駐車場へと移動する事にしました。
ここで他の車から離れた端っこの方に車を駐めれば、アイドリングをしていても周囲に迷惑をかける事はありません。海の見える特等席がありましたので、そこに駐めさせて頂く事にしました。
そして、キャンピングカーの車内で朝食。
野菜サラダや納豆に加え、スーパーマーケットで買っていた弁当です。
滞在した中ノ島にはスーパーマーケットは存在しないので、買い物は中ノ島に渡る前の隠岐の島にて。
離島での車旅ではこのように、計画的に買い物を済ませておく必要がありますね。
何度も書いていますが、そんなに広くはない島内にはコンビニもありませんので、自分たちの好きなタイミングで買い物ができる訳ではありません。
この島の観光協会の方にお聞きした話ですが、一般的に島内で消費される牛肉等は全て冷凍物との事。「隠岐牛」というブランド牛もありますが、日常的には難しいのでしょう。
そんな隠岐諸島への車旅ですが、本土には無い絶景の連続で終始感動しまくっていた私達。
この後はいよいよ、西ノ島へとフェリーで渡ります。
-さんいんCamperクルーズで行く!車旅で隠岐諸島- (2018/07/15)