N-VANでの初めての車中泊。車両後方に冷蔵庫を配置している事から、頭はその逆、フロント側に向けて寝ました。
比較的静かな冷蔵庫「MD-14F」とはいえ、コンプレッサーが動いている時は動作音がしますからね。それから遠ざかる方が、静かに寝られます。
しかし。そうとも言えませんでした。何故かというと?
フロント側に頭を向けると、運転席およびアームレストが意外と邪魔になって、圧迫感があったから。
見た感じは大丈夫なように見えますが、寝返りをうったりする際にアームレストが地味に邪魔になりましたね。
これなら、耳栓をしてでも車両後方に頭を向けて寝た方が熟睡できたかもしれません。実際、途中からはそのようにしましたから。
冷蔵庫は非常に便利なアイテムですが、このレイアウトで寝る場合には電源を切ってから寝るようにした方が良いのかもしれません。
つまり、寝るまでにナマモノは片付けておくか、保冷氷を別途用意しておくか。キャンプ場なので、野外に冷蔵庫を移動させて寝るのも手かもしれません(笑)
いずれにせよ、次回は何らかの手を考えておかなくてはなりませんね。耳栓で対処するのが一番現実的なのかなあ。
さて、車中泊から目覚めたら行動を開始。テントで寝ているカミさんはそっとしておいて、N-VANの助手席ドア、スライドドア、テールゲートを全て大開放させました。
N-VANの車内を通り抜ける朝の風がとっても心地よい。車中泊ベッドの上で、二度寝をしたくなる心地よさです。
森のキャンプ場なので、虫の音のオーケストラや小鳥のさえずり声も最高のBGMに。
夏特有の湿度の高さはありましたが、標高が高いキャンプ場なので平地よりも気温は低め。不快というよりはむしろ、潤いを感じられるくらいの空気感でした。
キャンプをする時は、朝のこの空気が一番好き。サッとコーヒーでも沸かして飲めば、最高ではないでしょうか。
この日限定、車中泊仕様にしたN-VANも、しっかりとそれに応えてくれています。サイドテーブルや木製ラックなど、まるでカフェのようで居心地が良かったですね。
木の温もりってやっぱり素晴らしい。敢えて木製のアイテムを選んで正解でした。
N-VANと木製のアイテムって、不思議と調和するんですよね。ボディーカラーにもよるのでしょうか。
さてと。そろそろ、テントで寝ているカミさんをおこしに行って、朝食の準備に取り掛かるとしますか。