フェリーで大分県へ。竹田津港に到着した私達は山越えのルートを選択し、鉄輪方面を目指す事にしました。
竹田津港があるのは国東半島。そこから別府や鉄輪に行くには、車で1時間くらいかかります。ルートはおよそ、3パターン。
港を出て右折するか、左折するか。豊後高田に抜けるものと、大分空港に抜けるもの、そしてその中間を抜ける、山越えのルートがあります。
距離的には山越えが最短。ですが、道幅が狭くてクネクネしているのも山越え。通常、キャンピングカーでは走りたくないルートとなります。
でも、コンパクトなキャンピングカー「ウォーク2」なら大丈夫。運転をしている感覚は全高を除き、軽キャンと大差ありません。
それでいて室内は比べ物にならないくらいに広いのですから、嬉しいですよね。
私達には「ウォーク2」のサイズがピッタリ。この車を選んで本当に良かったと、今でも思っています。(横幅、全長は5ナンバーサイズ)
さて、山越えのルートを抜けて海沿いのルート(国道10号線)へ。
まず最初に、「シーガーデンひじ」という物産館に立ち寄りました。
ここには何度か立ち寄った事があって、個人的にはお気に入りの場所。新鮮な海のものや加工品が豊富に揃っています。
刺し身や惣菜など。どれを買おうかと迷ってしまうほど。
別府湾産の「エソのからあげ」や、各種魚の唐揚げ。上の写真は、それらを宿泊地で頂いている時のものです。
全て300円前後と、量の割には安いのも魅力。こういった買い物は、車旅での楽しみの一つでもありますね。
大分県産のアジやカンパチは、その日のうちに車中泊地での夕食に。自分たちのキャンピングカーの車内で頂くと、より一層美味しく感じられます。
大分県の「美味い!」が揃う「シーガーデンひじ」。お土産品等も揃っており、オススメです。
そして買い物を済ませたら、いよいよ鉄輪の温泉街へ。
無料の「足蒸し」を楽しむ事にしました。
こちらは、人気のスポット「地獄蒸し工房 鉄輪」のすぐ隣にある建物。通常の足湯とは異なり、周りが囲まれているので建物内は比較的暖かいです。
好きな位置に座って、足蒸しをセッティング。
しばらく経てば、特製「地獄蒸し」の完成です(笑)
いやあ、本当に温まりますね。自然のエネルギーって凄いです。燃料を使わずにエコロジーな暖房。寒い季節はこれに限ります。
さすがは「おんせん県おおいた」といったところでしょうか。
この後はもちろん、公衆浴場での入浴も楽しみました。
利用した公衆浴場は、先程の「足蒸し」から歩いてすぐのところにある「渋の湯 組合温泉」というところ。
名前の通り組合員用の温泉ですが、一般人による外来入浴も可能になっています。
外来入浴者の入浴料は100円。脱衣所内にあるコインロッカー(100円)を利用する事で、入浴料の支払いにかえられます。
つまり、外来入浴の際には「必ずコインロッカーを利用する」という事になりますね。
外来入浴者という事は「観光客」等でしょうから、この仕組みは嬉しい限り。コインロッカーを利用する事で、手荷物は大丈夫か?など、余計な心配をしなくて済みます。
かけ流しのお湯はかなり熱くて、少し浸かっていると肌が真っ赤になるくらい。
あまり長湯はせず、体が温まったところで湯船から出ました。
それにしても、いいお湯。鉄輪に来たらやっぱり、温泉には浸かりたいところですね。
至る所で湯けむりが上がる温泉街は、風情もあって最高です。