IH調理器とプレート2枚で作る!自宅で広島お好み焼き

ようやく価格が落ち着いてきましたが、昨年の秋頃から今年の春先にかけて、葉物野菜の高騰が続いていましたよね。

それまでは1玉100円程度だったキャベツが、一番高い時では1玉400円に。実に4倍程度高騰していた事になります。


高騰する以前は週に1回くらいのペースで自宅でお好み焼きを作っていたのですけど、高騰してからというもの、作る機会は徐々に減ってきていました。

広島のお好み焼きは大体、1枚作るのにキャベツを1/4玉使いますからね。さすがにあれだけ高騰してしまうと、「今日はやめておくかあ」という事になります。

が、その高騰も落ち着き、キャベツを1玉98円で買えるようになった現在。(昨日、近所のスーパーでは1玉59円で売られていました!)

久々にお好み焼きを作ろう! という事になり、仕事から帰宅した夕方、カミさんと2人で準備を進めていきました。

お好み焼きを作る_1_野菜_180510

キャベツを切ったり材料を揃えるのがカミさんの役割で、私は焼く係。生地を作るのは、手が空いているどちらかが担当するようにしています。

小麦粉50gに対し、水75gが1枚焼く時の分量。それプラス味醂や白ダシを少量加え、生地を作ります。気持ち緩めに作る方が、プレート上で広げやすいですね。

ラードをひいたプレート上に生地を丸く、薄く広げます。

お好み焼きを作る_2_野菜_180510

その上にキャベツを重ねていき、間にちぎった柔らかイカ天を入れて。さらにキャベツを重ね、天かす、青ネギ、モヤシと積み上げていきます。

この日は青ネギを切らしていたので、ネギレス。でもまあ、味に大差は生まれません。

それよりも大切なのは、隠し味の魚粉。そしてガーリック粉末です。生地を広げた時に適量を振りかけておくと、旨みがアップします。

で、積み重ねたタワーの一番上に乗せるのは、豚バラ肉。

お好み焼きを作る_3_豚バラ_180510

その上から残りの生地を回しかけるのはひっくり返す時に楽になるように、「つなぎ」の意味合いもありますが、豚バラ肉を薄くコーティングして「焦がさないように」という意味合いもあります。

豚バラ肉に生地をかけておくと、焼く時に焦げにくく、そしてお肉も柔らかく仕上がります。

そして大きめのヘラを使い、イチニノサン! でひっくり返して。(ヘラはプレートを傷つけないように、竹製)

お好み焼きを作る_4_ひっくり返す_180510

プレートが狭いのでOBに気を付ける必要がありますが、(OBしてもいいように、周りには新聞紙を敷いている) この日はOBする事なく、綺麗にひっくり返す事ができました。

因みに、今回調理した場所は自宅のキッチン。オール電化住宅ですので、ガスコンロではなくてIH調理器です。

IH調理器でお好み焼きを作る場合、以下のIH調理器対応、「焼き焼きプレート」を2枚使うと良いですね。

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フライパンのように縁が高くないので、ヘラを使ってひっくり返す際に邪魔にならずやり易いです。四角くて比較的調理面積が広いのもGOODかな。

200Vの家庭用IH調理器に、ちょうど2つ並びます。

さて、上手くひっくり返す事ができたら、空いているもう1つのプレートで「そば」を焼いていきます。

お好み焼きを作る_5_ぶちうまい焼そば_180510

スーパーに売られている安い焼そば麺を使っても良いですけど、オススメは「中村角」の「ぶちうまい焼そば」ですね。

コシが強くネチャっとしない為、お好み焼きが断然美味しくなります。お値段は少しばかり張りますけどね。(49円~69円程度)

お好み焼きを作る_6_プレート2枚で_180510

好みで水を少量加え、そして焼いていく。

ヘラで軽くほぐし、焼そばソースをMの字に加えて「そば」に味付けをします。

この時、生地に振りかけたのと同じ様に、「そば」にも魚粉とガーリック粉末を加えると、より一層美味しく仕上がります。

お好み焼きを作る_7_焼そばにはソースを_180510

後は、お好み焼きより少し大きくなるように「そば」を広げ、そして丸く形を整えて。

「そば」の上に、お好み焼きを乗せます。

お好み焼きを作る_8_そばと合体_180510

ここまでくればもう一歩。

先ほどまでお好み焼きを焼いていたプレートの温度を下げ、生卵を1つ落とし、ヘラでグシュグシュっと崩してから、手早く丸く広げます。

お好み焼きを作る_9_卵を広げる_180510

ここで時間がかかってしまうと、卵が破けてしまったり、丸くならないので注意。地味な作業ですが、慣れるまではひっくり返すのと同様、難しいです。

お好み焼きを作る_10_広げた卵_180510

そして卵がまだ柔らかいうちにお好み焼きを上に乗せ、ドッキング。

こうする事で、「そば」と卵がくっつきやすくなります。

お好み焼きを作る_11_卵に乗せる_180510

後はもう、焼きすぎないようにするだけですね。

卵が固まってきたら、最後にもう一度、お好み焼きをひっくり返します。

お好み焼きを作る_12_ひっくり返す_180510

ヘラで少し卵を破いてしまいましたけどね。まあ、なかなかの出来ではないでしょうか。

仕上げにオタフクソース(この日はカープソース)を塗り、そして青のりを振り掛ければ完成です。

お好み焼きを作る_13_ソーズを塗って完成_180510

我が家で焼いたお好み焼き、メチャ旨し!

カミさんが弁当に持っていくと、「○○さんちのお好み焼き、凄く美味しんよね。少しちょうだい!」って、催促されるそうですから(笑)

お好み焼きを作る_14_お好み焼きの断面_180510

私も、これはかなり美味しいと自負しております。

ただし、お店のように何枚も作る事はできません。そして時間もかかります。なのでまあ、趣味の範囲内ですかね。

以上、自宅でお好み焼きを作った話でした。

車中泊でもキャンピンガーでも、そしてキャンプネタでもなくてスミマセン。