まだ動いている!穴子の活造りはフグの食感・エンガワの旨み

ライブの余韻がまだ冷めやまぬ中、少し遅い夕食を頂く為に居酒屋へ。「どこに行こうかな?」と広島市内の歓楽街をカミさんと歩きました。

以前行った事があるお店が無くなっていたり。また、新しくお店が出来ていたり。「この世界は厳しいなあ」と思いながらお店を探す私達なのでした。


立ち飲み系のお店は安さが魅力ですけど、ライブでは立ちっぱなしだったのでとにかく座りたい気分。どちらかというと、賑やかなよりも静かな方が良いですね。

という事で、こちらのお店の前で足が止まりました。

大漁酒場 魚樽 袋町支店」です。

大漁酒場魚樽_181103

見た感じ高そうだし、ちょっと自分たちにとっては背伸びしすぎな感じ。でも、店先にあった看板の、「穴子」という文字が気になります。

ここ瀬戸内では、穴子の刺身は高級品として知られているんですよね。

それを頂けるのか。たまには贅沢をするのもアリでしょう。という事で、思い切って入ってみる事にしました。

焼酎のロックとお通し_181103

先ずは私もカミさんも、「三岳」(芋焼酎)のロックを注文。これは一杯600円でした。

うん、やはりお高めです。でもこれは予想の範囲内。美味しい料理を頂けるのなら問題ありません。っていうか、贅沢するつもりで入っていますからね。

因みに、「お通し」は1人463円でした。

そしてそして。せっかくだからと奮発した料理がコチラ!

穴子の活造り_1_181103

「穴子の活造り」です。

先程まで生簀で泳いでいた穴子を、丸々一匹活造りに。こんな贅沢な料理、普段はなかなか食す機会は無いのではないでしょうか。(少なくとも私は初めて)

店員さんにお値段を聞いたところ、値段は時価でサイズによって変わるとの事。大体、3,000円前後との事でした。

穴子の活造り_2_181103

「じゃあそれでお願いします」という事で注文したのが、写真の活造りとなります。(後から領収書を見たら、2,860円でした)

「お願いします」という声が若干震えていたでしょうか(笑)

やっぱり小市民。注文する時点でいくらか分からないと、不安なものです。

しかしこの「穴子の活造り」が最高に美味しかった!

まだ生きている穴子_181103

まだ生きていて、時々動くんですよ。

写真の穴子、口を開けているのは私達が開けたのではなくて、自ら開いたもの。つまり、それだけ新鮮だという事です。

フグのようなコリコリ食感で、エンガワのような旨み。さっぱりとしていつつも、脂とその上品な甘みを感じる事ができます。

さつま白波をボトルで_181103

それと焼酎がすごく合うんですよね。この活造りだけで焼酎を何杯もいける感じ。

一杯600円の焼酎だとお金がいくらあっても足りないので、途中からボトルキープに切り替えました。「さつま白波」だと、ハーフボトルで2,600円。

セット料金は付かないとの事なので、ロック氷のセットにしても2,600円のまま。2人で5杯以上飲めば、ボトルの方がお得という計算になります。

飲み物お品書き_181103

いやあ、ほんと美味しい。こんなに贅沢な夕食を愉しめたのは何年ぶりでしょうか。客層も賑やかな感じでは無いので、終始落ち着いた雰囲気の中で食事を愉しむ事ができました。

そして、「穴子の活造り」以外には「親鶏の炭火焼き(780円)」を注文。少し時間がかかりましたが、出来たてで提供されました。

親鶏の炭火焼き_780円_181103

これも勿論、文句のつけようがないくらいに旨し。2人で頂く分には、ボリュームも申し分ない感じでした。

結局は、自分たちにとっては奮発した料理を頼んでも、それぞれがボリュームのあるものなので品数は増えず。最終的には、思っていたよりも随分安く会計を済ませる事ができました。

色々な料理を沢山食べるのも良いけれど、一点豪華主義で頂くのも良いですね。むしろこちらの方が、沢山頂いた気分になれました。

「大漁酒場魚樽」。また今度、自分たちへのご褒美に利用させて頂きたいと思います。


-ウツさんのライブへ!居酒屋では広島グルメ満喫- (2018/11/03)