「ホテル福岡サンパレス&ホール」に宿泊。ホールでASKAさんのコンサートを楽しんだ後はホテルに戻り、夕食を頂く事にしました。
ホテルの上層階には「博多料理 銀河」というレストランがあって。事前に予約が可能。「コンサートの後はこちらで夕食を」と、公式HP上からネット予約をしていました。
予約無しでも利用が可能なようですが、万が一満席で利用できなかったらいけないので、事前に予約。予約時に、料理の選択もできます。
私達が選んだのは、前回も頂いた「博多水炊き”食べてみんしゃい”」というプラン。博多水炊きがメインの、シンプルなセットメニューです。
ちょっとした小鉢から始まり、水炊きの調理自体は目の前のカセットコンロで行って頂けるもの。このセットは、一人税込み2,600円となっています。
ドリンクは別で、これは好みでオーダー可。私達は「赤霧島」という芋焼酎を、ボトルでお願いしました。
それなりのお値段にはなりますが、ドリンクを作る際に店員さんを呼ばなくてもよいので、ボトルをオーダーするのが好き。セットは定番のロックにしました。
グラスにありったけの氷を入れて、焼酎を波々に注ぐのが好き。時間と共に溶けていく氷も楽しみます。
こちらのレストランは前述した通り、ホテルの上層階にあって。ほぼ全ての席がパノラマビューの窓際。夕食時の利用であれば、夜景を楽しむ事もできます。
「グラスを傾けて」という洒落た事はしませんが、この景色に時折目を向けながら呑むロックは格別。
目の前では美味しそうな「博多水炊き」が調理されていくのですから、最高に贅沢な時間になりますね。
水炊きで一人2,600円というと結構なお値段にはなりますが、サービス全体を考えればむしろ安いくらい。
水炊きのスープに塩を入れ、最初に少しだけ頂くという素敵な食べ方も、こちらのレストランを利用する事で知る事ができました。
「水炊き」と一言にいっても奥が深くて。スープにはその奥深い旨味が溶け込んでいます。
鶏肉を入れるタイミングや、野菜を入れるタイミング等。自分たちでは何もしなくても良いというのも、楽で良いですね。
店員さんがタイミングを見計らってやって来られ、そして調理して下さいます。こういったサービスは、ホテルのレストランならでは、と言えるかもしれません。
器に取り分けて下さるのも店員さん。私達はただ、食べる事だけに没頭できます。
それにしてもこの鶏肉の美味しい事!
これを頂くと、「水炊き」の概念がガラリと変わるかもしれません。
クリーミーな鶏のスープに、旨味たっぷりのお肉。それと、とろける美味しさの野菜が、何とも言えないハーモニーを奏でています。
実際、こちらで「博多水炊き」を頂いてから、私達の「水炊き」に対するイメージは180度変わりました。
水炊きってこんなに奥が深くて、美味しい料理なんだと。
こちらのレストランには敵いませんが、自宅でも鶏ガラを買って、何度も自分たちなりに「水炊き」を楽しんだくらいですから。
〆に頂く雑炊も美味。
これは料理のセットに含まれており、「うどん」か「雑炊」かを選べます。
どちらを選んでも美味しいのには変わりありません。
もちろん、スタッフの方が調理して下さいます。
福岡県産「はかた一番どり」を使用した「博多水炊き」は、最後まで美味。
博多を訪れたら是非、頂いてみたいご当地料理ですね。