「ロイヤルホテル 大山」では、館内にある大山温泉に入るなどして、ゆったりとした時間を過ごす事ができました。
温泉とはいっても沸かし湯で、泉質も特に温泉を感じるようなものではありませんでしたけどね。旅先で大浴場や露天風呂に入れると、それだけで幸せ気分。大浴場が備わるホテルはやっぱり良いですね。
さて、温泉から上がった後は、ホテルの売店で買い物。(これ、ホテルに泊まる時の楽しみだったりします) その後、部屋で少し寛いでから、予約している「大山Gビール(ビアホフガンバリウス)」に向けて出発しました。
ホテルからは近いといっても、約1.4km。歩くと16分くらいはかかるのですが、タクシーを呼ぶにも時間がかかりそうなので(お金もかかるし)、素直に徒歩で行く事にしました。
生憎天候が悪く、雨だけならまだしも、横風が吹いて小雪までちらついていましたけどね。傘があったので何とか。
予約を入れている時間に間に合うようにと、カミさんと2人、少し寂しい雑木林の中を抜け、やや小走りで先を急ぎました。
そして到着した「大山Gビール(ビアホフガンバリウス)」。
寂しい道を抜けてきたからか、建物の明かりを見るとホッとしたのを覚えています。
天気が良ければまだマシなのでしょうが、暗くなってからあの道を歩くと思うと、少し心細くなりますね。
因みに、この日は天気が悪く、季節外れの寒さだった為かお客さんは少なめ。いつものような順番待ちはできていませんでした。
でもやっぱり、いかなる時でも予約をしておいた方が安心ですね。
予約をしていたお陰で、スムーズに席に着く事ができました。
そして真っ先に注文したのは勿論、飲み放題期間中にのみ注文できる「地ビールの飲み放題(1,000円)」。
地ビールを何杯飲んでも1,000円ポッキリ。しかも時間無制限なのですから、太っ腹ですよね。
その注文と同時に、料理も何品か注文。
「混んでいて料理にお時間がかかります。比較的早くお出しできるこちらがオススメです」との事でしたので、「大山高原漬物(350円)」もその注文の中には含まれていました。
が、その早い筈の「漬物」がなかなか出てこない。
15分くらいは待ったでしょうか。さすがに何もオツマミ無しでビールを飲み続けるのはキツイので店員さんに聞くと、ようやく運ばれてきました。
これで思う存分、ビールを飲むことができます。
って、そんなわけはないか。漬物は美味しいけれど、ビールのアテとしてはちょっとね。やはり揚げ物とか、焼き物なんかが欲しい。
でもその辺の料理は当然時間がかかるので、ジッと我慢。
ほぼ空きっ腹ですが、飲み放題のビールをお代わりに行きます。こちらの地ビール、とても美味しいんですよね。
しかし一向に、「漬物」以外の料理が運ばれてくる気配がありません。
さすがにこれでは間が持たないな、という事で店員さんに確認をしてみると、注文してから45分後にようやく料理が運ばれてきました。
「山陰沖ハタハタの唐揚げ(630円)」です。
揚げ物なので時間がかかるのは分かりますが、さすがに45分も待つのは長いよなあ。45分間、漬物だけでビールを飲むのは寂しいものがあります。
料理自体はとっても美味しく、そしてビールも当然ながら美味しいんですけどね。これでは、せっかくの飲み放題1,000円が泣いてしまいます。
以前はこんな事はなく、常にベテランの店員さんが目を光らせていて、カミさんと2人で「素晴らしいよね」と絶賛していたものですが。
そのベテランさんも居なくなり、ここ数年で変わってきたようです。
これまで、ブログでは敢えてその事には触れてきませんでしたけど。(実は、1年前にもオーダーが通っていない事があった)
他にも色々とあり、今回ばかりはお世辞にも「楽しく飲めたね」とはいきませんでしたので、正直に書かせて頂きました。
なお、ビールと料理は本当に美味しいです。特にビールは、ここの地ビールが一番好きです。それだけに、残念でしたね。
-春の大山Gビール飲み放題と大山ロイヤルホテル- (2018/04/07)