広島で毎年開催されている「広島みなと 夢 花火大会」。以前は殆どが無料の観覧ゾーンでした。
しかし、徐々に無料の観覧ゾーンは削減され。昨年からは何と、殆どのゾーンが有料となったのでした。
昨年は中止でしたので、正確に言えば今年から。「個人協賛」という名目で、事前にチケットが抽選で売り出されました。
「桟敷席」「ベンチ席」「芝生席」「1万トンバース席」という4種類があって、一番高額な「桟敷席」は一口6人定員で18,000円!
人数で割れば一人あたり3,000円となりますが、結構なお値段になりますね。
一方の一番安価な「1万トンバース席」は、一口一人定員で600円。売り出される口数も一番多くなっており、これが一番現実的なチケットではないかと思います。
その中で私達が選んだのは?
少しだけ贅沢をして「芝生席」。一口一人の定員で、2,400円となっています。つまり、カミさんと二口買えば4,800円という事になりますね。
花火大会の席と考えれば破格のお値段ですが、ゆっくりと観られる!という事を考えると、決して高くはないのではないでしょうか。
「芝生席」は区分けがされていて、1名あたりのスペースは無料席に比べて広々。
入場の際に90cm×60cmのレジャーシートが手渡され、チケットに記載されているブロック番号(1~6)の中に座るようになっています。
レジャーシートは必要最小限のサイズですが、観覧には十分なサイズ。それ以上に、隣や前後との距離がゆったりと取れたのが良かったですね。
無料の席であれば、まずありえないスペースの広さです。
「場所取りをする必要が無い」というのもメリットになるでしょうか。
ブロック番号(1~6)の中は自由席となっていますが、チケット分のスペースは必ず確保されていますので、急いで行く必要はありません。
開催時間に間に合うように行けば良いという訳ですね。
まあ、開催直前になると暗くなり、足元やスペースも確認しづらくなるので、ギリギリとは言わずに余裕を持って行っておく方が良いですけど。
私達は早めに行って、そこで夕食(昼間のBBQの残り物)をとりました。
で、個人協賛席(有料席)の一番のメリットと言えば?
やはり、「場所が良くて観覧しやすい」という事に尽きるでしょうか。
これまでは無料の席で観ていましたが、こんなに全体をきれいに見渡せる事はまず無かったと思います。
さすがは一人2,400円の席! と言えるものでした。
ゆったりと、そして良い場所で観たいのなら「有料席」もアリ。「無料だけど場所取り等が忙しい席とどちらが良い?」と聞かれれば、有料を選ぶような気がします。
年に一度のせっかくの花火。最高の状態で観たいですからね。
-車中泊で愉しむ!花火大会と「宇品BBQガーデン」- (2019/07/27)