期間限定で一般公開される吉水園は紅葉の隠れた名所。MoonCafeの蕎麦も絶品

広島県安芸太田町加計で毎年開催されている「五サー市」。ここ広島県でも知る人が少ないお祭りですが、年々人出は増えてきているようです。

イベントの開始時刻に合わせて訪れると、駐車場は既に満車といった感じに。「太田川交流館かけはし」の無料駐車場は結構な台数が駐められますが、それでもいっぱいになります。


お昼前にもなると、駐車場に入る車の列で渋滞ができるほど。以前はそれ程でもなかったので、やはり増えてきているのでしょうね。

「五サー市」に行くのなら、イベント開始前の早い時間到着がオススメ。また来年の事になりますが、ご参考までに綴っておきます。

吉水園の紅葉_1_181110

さて、「五サー市」と同時に行われるイベントとして、「秋の吉水園一般公開」というのがあります。

「吉水園」とは、江戸時代の半ばに山荘として建てられた「吉水亭」と、その一帯の美しい庭園の事。園内には天然記念物のモリアオガエルが生息しています。

吉水園の紅葉_2_181110

その「吉水園」。春と秋のイベント開催時のみ、一般公開されます。つまり、それ以外の時に入園する事はできません。

入場料は大人200円で、ペットの同伴も可能。園内とその周辺は、知る人ぞ知る紅葉の名所にもなっています。

2015年に撮影した吉水園の紅葉
※2015年に撮影した「吉水園」の紅葉

園内からは勿論の事、外からも美しい紅葉を見る事が可能。光の加減で様々な表情を見る事ができます。

そして紅葉といえば、「吉水園」から歩いてちょっとのところにあります、「長尾神社」の銀杏も素晴らしいです。

長尾神社と銀杏の木_181110

この日はちょうど見頃を迎えておりました。

どちらも紅葉スポットとしてはあまり有名ではありませんが、個人的にはすごく気に入っている場所。有名じゃないだけに人も多くありませんので、ゆっくりと鑑賞する事ができます。

で、この日はその「長尾神社」で神楽が上演されました。

長尾神社で神楽_181110

これも「五サー市」の催し物のひとつ。午前中と午後の計2回、神社内で行われる神楽を目の前で観る事ができます。

上の写真にありますのは、「大蛇(おろち)」。大蛇の口から火花が噴射されたり等大迫力で、小さなお子さんも大変喜んでおられました。

という事で、神楽を楽しんだら再びメインの商店街へ。

五サー市_2_181110

露店で野菜等を買った後、今度は「MoonCafe(ムーンカフェ)」という特設会場へと向かいました。

「MoonCafe」とは、「五サー市」というイベントに合わせて「月ヶ瀬公園」に設けられるオープンカフェの事。

五サー市のMoonCafe_181110

パラソル完備の椅子とテーブルが配置されており、この開放的な空間で食事を楽しむ事ができるようになっています。

野外のテーブル席_181110

その食事メニューの一つに「蕎麦」があって、これが美味しいんです。

地元の女子高生の方が気持ちよく接客して下さいます。

かけそば_500円_181110

私もカミさんも「蕎麦(500円)」を注文。これがこの日の昼食です。

確か、「新そば」と書かれていましたでしょうか。しっかりと蕎麦の風味があって、コシも上々。こんな本格的な蕎麦を500円で頂けるなんて有り難いですね。

かけそばアップ_181110

「五サー市」の露店で買った「ホンモロコの天ぷら」を入れて「天ぷら蕎麦」風に。

美味い!

同じく「五サー市」で買った「天むす」を加え、五サー市定食の完成です。

天むす_181110

川沿いの「MoonCafe」は、暖かな太陽の光が心地よくて。さわやかな気分でランチタイムを楽しむ事ができました。

色々な催し物が楽しめて、食べ物も美味しい「五サー市」。また来年も訪れたいですね。


-五サー市で愉しむ紅葉!夜はキャンプ場で車中泊- (2018/11/10)