自宅のリビングで便利に使っているスマートスピーカー(AIスピーカー)の「Google Home Mini」。ネットラジオを聴いたりキッチンタイマーとして利用したりと、何かと重宝しています。
その便利な「Google Home Mini」を、自宅横の駐車場に駐めたキャンピングカーの車内でも使えないか?と思った次第。
ちょうど先日、「ビックカメラ」で約半額になるセールをやっていましたので、追加でもう一台「Google Home Mini」を購入する事にしました。
スマホの動画をテレビにキャストできる、「Chromecast」を同時に購入するとさらに1,000円引きになるとの事でしたので、セットで購入。先日、その両方が我が家にやってきました。
早速開封して、キャンピングカーの車内へ持ち込み。「Google Home」というスマホのアプリを使い、Wi-Fiのセッティングを行いました。
モバイルルーターを使えば旅先でも使えそうですけどね。GPSを装備していない「Google Home Mini」の場合、位置情報はセットアップ時の住所になるとの事でしたので、モバイルで使うには何かと不便だろうと判断。自宅のWi-Fiに接続する事にしました。
自宅横の駐車場と、自宅Wi-Fiとの通信は良好。キャンピングカーの車内でも、何不自由なくWi-Fiを使える環境になっています。
まさに、Wi-Fiを使って動く「Google Home Mini」や「Chromecast」にとっても最適と言える環境。「拡張された自宅のもう1室」と言っても差し支えありません。
という事で早速、「Chromecast」をキャンピングカーのテレビに接続。HDMI端子にケーブルを差し込み、電源アダプターをテレビと分岐させたテーブルタップに差し込みました。
取り敢えずの設置なので、少しゴチャゴチャしていますけどね。いずれ綺麗に束ねたりしたいと思います。
さて、「Google Home Mini」と「Chromecast」それぞれの単体の設定を終えたら、今度はその両方をペア設定する事に。こうする事で、声で「Chromecast」(で観る動画)を操作できるようになります。
例えば、「OK Google、YouTubeで〇〇をかけて」と言えば、そのアーティストなりタイトルの動画がテレビ上で再生。これ、すごく便利です。
スマホの操作をする事なく、音声操作だけで好きなYouTubeの動画をテレビ画面で観る事ができるのですからね。
「OK Google、次の曲!」と言えば、再生している動画を飛ばして次に用意されている動画を観る事だって可能。
「Google Home Mini」に「Chromecast」。これは最高の組み合わせではないでしょうか。
いや、「Google Home Mini」を買うのなら、「Chromecast」も一緒に買うべき!とも言えますね。組み合わせる事によって、掛ける2ではなくて、掛ける3以上の便利さを発揮してくれます。
なお、テレビの方でHDMIリンクの設定(例えば、シャープ製のテレビであればファミリンクの設定)を済ませておけば、声の操作でテレビの電源をオン・オフする事もできるようになります。
テレビの電源がオフの状態で、「OK Google、YouTubeで〇〇をかけて」と「Google Home Mini」に対して言うと、テレビの電源がオンになって「Chromecast」が接続されているHDMI入力に自動で切り替え。
その後、指定した動画がテレビの画面で再生されます。
どうです? 凄く便利ですよね。
動画を観る事に飽きたら、「OK Google、テレビの電源を切って」と言えば動画の再生を停めると共に、テレビの電源をオフする事も可能。
スマホの操作は勿論、テレビのリモコンを操作する必要もないので本当に楽です。
これに慣れてしまうと、ダメ人間になってしまいそうな予感(笑)
この日はこのキャンピングカーの車内に、カミさんを招待して夕食。各々の好きなアーティストの動画を観ながら、愉しい時を過ごしました。
持ち運び用のエアコンも設置したばかりなので、梅雨時期の閉め切った車内でも超快適。
自宅の駐車場に駐めたキャンピングカーの車内は、プラス1室として使えますね。
「Google Home Mini」と「Chromecast」を設置する事によって、さらに自宅同様の快適さを得る事ができました。
因みに、自宅と駐車場に駐めたキャンピングカー間でWi-Fi通信を行う際には、2.4GHz帯で接続するようにしましょう。5GHz帯は、野外での使用が禁じられています。