何年か前に訪れて、その雄大な景色にとても感動した「室戸岬」。昨年のゴールデンウィーク四国旅では、是非その「室戸岬」を訪れようと計画に入れていました。
しかし、その日そこだけ雨雲が広がり、大雨になったではないですか。私達にしては珍しく、食べる事よりも観光を優先したのですけどね。大雨となれば、大自然を観光する気にはなれません。泣く泣く諦め、結局は食べる事を楽しんだのでした。
あれから1年。天気予報では晴れ予想。「このチャンスを逃す手はない!」という事で、車中泊地を朝早くに出発です。
室戸岬の周辺には駐車場がありますが、どこも少なめの駐車可能台数なので午前9時過ぎの到着を目指すことに。
狙い通り、この時間であればゴールデンウィークの観光地といえど、一等地の駐車場に車を駐める事ができました。写真中央、白いハイエースが私達のキャンピングカー、「Walk2」です。
この写真を見てもわかりますけど、駐車場の枠がとても小さいですよね。こういうところに来た時、「5ナンバーサイズのキャンピングカーで良かった」と改めて思います。
高ささえ注意しておけば、駐車場に困る事はまず無いですね。まさに、どこにでも行けるキャンピングカー。(これ、大きいです)
さて、到着して車から下りたら、早速「室戸岬」の散策を初めます。
岬の周りには遊歩道が整備されていて、そのルート通りに歩いていけば、主要な見どころを楽しむ事ができるようになっています。
水平に体積した地層が、後に回転してできた「タービダイト層」など。見どころでは分かりやすく説明されたパネルが設置されてありますので、「なるほど」と勉強になりますね。
その一方で、海に背を向けて振り返ってみると緑豊かな大自然が。
そのてっぺんには、室戸岬灯台が建っています。
この、青と緑のコントラストが素晴らしいですね。そこに際立つ、白い灯台。晴れてくれて本当に良かった。
再び海の方に目を向けますと、今度は空と海のグラデーション。
そこに室戸岬ならでは、ゴツゴツとした岩の力強さが加わり、見る者を圧倒します。
波打ち際まで近寄ってみれば、その波まで大迫力。
岬全体に亜熱帯植物など、緑が広がっているのも見ていて気持ちが晴れる感じがしますね。
空の青と海の青、そして植物の緑。
晴れている時だと、目に鮮やかで本当に美しいです。まさに、360度パノラマといった感じ。
という事で、ここからは写真をメインに回想。
いや、決して手抜きという事ではなくて、載せたい写真が多すぎるのに対し、私の文章スキルが追いつかないから。
下の写真は、個人的にすごく気に入っている写真の一つです。日本画のように見えますよね。
とにかく、どこを見渡しても美しい景色ばかり。
遊歩道が整備されていますので、とても歩きやすいです。
下の写真は、「ビシャゴ岩」ですね。
海が透き通っているのも、室戸岬の素晴らしさではないでしょうか。
この透明度、本州ではなかなか見る事はできません。
そしてこちらが、「アコウ」という亜熱帯植物。
岩に根を絡ませ、さらに樹高を低く保つ事で、台風の被害を最小限にとどめているそうです。(説明パネルより)
このあたりは台風が来ると直撃を受けますからね。植物って本当、不思議な能力をもっているなあと思います。
上の写真は、「中岡慎太郎像」。
以上が、室戸岬を観光して素敵だなあと思った景色の一部となります。
もっともっと写真に撮っていて、ここにそれを載せたかったのですけどね。収集がつかなくなりそうでしたので、これくらいに留めておきました。
何はともあれ、天気が良かったのが一番だったように思います。
-GW後半はWalk2で四国・車中泊キャンプで巡る旅- (2018/05/04)