白壁の町並み 竹原観光は町並み保存地区 周遊券がお得!

毎年リピートしている「国民宿舎野呂高原ロッジ」での宿泊。この時期に限り、一泊二食付きが税込3,980円と激安になるので、今年はカミさんの両親も誘って行ってきました。(土曜日宿泊でも同料金!)

宿泊費はもちろん、我が家持ち。これまでお世話になっていますしね。お盆や正月は勿論のこと、日頃も良くして頂いているのでその御礼という意味もあります。


出発は土曜日の朝。我が家から「国民宿舎野呂高原ロッジ」までは近く、そのまま行っては楽しみも何も無くなるので、ちょっと遠回りをして行く事にしました。

遠回りして立ち寄った先は、NHKの朝の連ドラ(マッサン)で一躍有名になった竹原。ちょうど、「たけはら町並み雛めぐり」というイベントも開催中でしたので、計画に入れていました。

竹原町並み保存地区_1_180317

竹原観光の拠点となる、「道の駅たけはら」には午前9時過ぎに到着。まだ早い時間だったからか、駐車場にはすんなりと車を駐める事ができました。

ここに車を駐め、先ずは道の駅で買い物。それから、町並み保存地区(白壁の街並み)を散策するのが竹原の定番観光ルートとなります。

で、その保存地区には有料施設が4箇所(森川邸・松阪邸・光本邸・竹原市歴史民俗資料館)あって、その全てに入るのであれば、「たけはら町並み保存地区 周遊券」を購入するのがお得。

たけはら町並み保存地区周遊券_180317

通常、全館に入館すると800円のところ、600円になります。(購入できる場所は上記の有料施設もしくは「道の駅たけはら」など)

しかも! 雛めぐり開催期間中はなんと! さらにお安く500円になるのです!

雛人形の多くは有料施設内に展示されていますからね。このお得な周遊券を買わない理由が見当たりません。

松坂邸の雛飾り_180317

どの邸宅も素晴らしく、当時の生活が伝わってきそうな佇まい。それと雛飾りの両方が楽しめるのですから、素晴らしいですよね。

竹原の町並み保存地区は何度も歩いた事があるけれど、恥ずかしながら有料施設に入るのは今回が初めて。

松坂邸の中庭_180317

「もっと早く入っていればよかったなあ」と後悔するくらい、価値の有る展示だったと思います。

邸宅から見る事ができる、高台に建つお寺は竹原ならではの景色。この景色は、敷地内から見る事でより一層感動が増します。

松坂邸の庭から寺を望む_180317

その他のところでは、「竹原市歴史民俗資料館」にも周遊券で入館する事が可能。(通常は大人100円)

昭和の初期に図書館として建てられた、洋風建築物です。

歴史民俗資料館_180317

館内は2箇所に分かれており、当時の製塩業の様子や、酒づくりの様子がパネルや模型などによって展示されていました。

歴史民俗資料館の展示_180317

朝ドラで有名になった、「竹鶴」の樽も。

因みに、町並み保存地区にはあの、「竹鶴酒造」の建物もあります。実際に生活をされている場所なので、サッと見る程度に留めておきましたけどね。

歴史民俗資料館の雛人形_180317

さて、「竹原市歴史民俗資料館」で当時の資料や雛飾りを見学した後は、「藤井酒造酒蔵交流館」へ。

こちらへの入館は無料となっており、酒蔵ならではの無料試飲サービスを初め、手作り雑貨の購入を楽しめるようになっています。

藤井酒造酒蔵交流館_180317

それらは全てお洒落に展示されており、館内はとても良い雰囲気。

手打ちのそば処もありますので、食事休憩などで利用させて頂いても良いかもしれません。

という事で、竹原の町並み保存地区観光もいよいよ終盤。

森川邸の雛飾り_180317

最後に、町並み保存地区から少し離れたところにあります、「森川邸」へとお邪魔しました。

こちらは、有料施設の中で一番広くて立派な建物。入場料は通常、大人300円となっています。

森川邸の庭_180317

とにかく、その広さと優雅な造りに終始ビックリ。

長い木材を1本使った梁は、感動ものです。(ここに来る前、資料館のビデオを見て知りました)

森川邸の1本梁_180317

もちろん、雛人形の展示も素晴らしく。

広い邸宅内に、所狭しと各年代の雛人形が飾られていました。

森川邸の雛飾り_2_180317

その他にも、土間から続く実際に使われていた台所などの展示もあって見どころ十分。

とにかく広くて、見ていて飽きることがありませんでした。

森川邸の台所_180317

竹原の町並み保存地区を訪れたら、こちらの「森川邸」へも合わせて立ち寄りたいと思いましたね。

これらの有料施設にお得に入館できる、「たけはら町並み保存地区 周遊券」。竹原観光のお供に、いかがでしょうか。


-野呂高原ロッジ泊で2つの町並み保存地区巡り 出発編- (2018/03/17)