キャンピングカーの横に設営した防風シェルター。ここで楽しむのは、炭火を使った網焼きや鉄板焼き、そしてアヒージョです。
使用したグリルは、「ユニセラTG-III ロング」。テーブル上で使える事に加え、折り畳めばコンパクト。それでいて調理面積が広いので、最近は出番が多くなっています。
標準サイズの「ユニセラTG(旧タイプ)」も持っていますが、網焼き以外にもアレコレ調理法を組み合わせたい場合には、「ユニセラTG-III ロング」の方が便利ですね。
だってホラ! 一枚の金網の上で、網焼きは勿論のこと、鉄板焼き、そしてアヒージョ等の油鍋も同時に楽しむ事ができるのですから。
たった2人で「ユニセラTG-III ロング」。なんとも贅沢な使い方ですよね。
でもコレ、一度やるとハマる事間違い無し!
網焼きオンリーだとどうしても味や食感が単調になりがちですが、上記のように複数の調理法を組み合わせる事によって、「どれを食べようかな?」と楽しみが広がります。
鉄板の上にモヤシを広げ、カットしたベーコンと一緒に炒めるのもお手の物。
これ、最近自宅でよく作っているお手軽メニューで、塩コショウをパパっと振りかけ、最後に「焦がしにんにく黒マー油」で香り付けするだけという簡単なものです。
酒のアテにはもってこいの一品。
最後に「焦がしにんにく黒マー油」を加えるのがミソでして、これ一つ加えるだけで、ちょっとした中華料理屋さんのような味わいになります。
カップ麺やインスタントラーメンに入れても合いますね。(普通の豚骨ラーメンが熊本ラーメン風になります)
で、鉄板でモヤシを炒めているその横では、殻付きベビーホタテを網焼きしていって。こういった殻付きの貝類はやはり、網焼きの方が美味しく焼けますね。
食材に合わせて調理法が選べる「ユニセラTG-III ロング」。この横長なスタイルが、2人で向かい合わせで使うにはもってこいなのであります。
焼き鳥を焼くと、一瞬にして焼き鳥屋さんの気分に。
「ユニセラTG-III ロング」に限らず、ユニセラシリーズのグリルではこの、何とも言えないワクワク感を楽しむ事ができるのが良いですね。
まさに、所有欲を満たしてくれる大人の道具とでも言いましょうか。
単なるバーベキューグリルには無い独特の魅力を、ユニセラシリーズは持っているような気がします。
同社のアイテム、「ちびパン」との相性もバッチリ。
このサイズと深さが、二人分のアヒージョにピッタリ。鉄製でそこそこ厚みがあるのも、炭火で使うのに適しています。
ユニセラの隅に置けば、簡単に別メニューを楽しむ事が可能。ユニフレームの製品って本当、実用的でかつ愛着の湧くものが多いですね。
因みに、モヤシや野菜、牛肉の細切れを焼く際に使った鉄板は、「SOTO レギュレーターストーブ 対応 グリルプレート(遮熱板付き) 板厚4.5mm」という製品。
以前にも書いたことがありますが、この鉄板のサイズが「ユニセラTG」にジャストフィットするのであります。
その使用感は、「ユニセラのオプション品よりもしっくりとくるんじゃない?」と思えるほど。
SOTOのレギュレーターストーブで使うように開発された製品ですが、「ユニセラTG」でもまるで純正品のように使う事ができます。
ユニフレーム(ユニセラTGを作っているメーカー)の製品はもちろん、他社の製品を組み合わせても面白い「ユニセラTG-III ロング」。
工夫次第で、BBQの楽しみ方をグッと広げてくれます。
-車中泊キャンプ in 江の川カヌー公園さくぎ- (2018/03/10)