私がキャンプを初めた1980年台、キャンプにはいつもラジカセを持って行っていました。持ち運びケースに入れた、10本くらいのカセットテープと一緒にね。
今ならスマホに音楽は入れられるし、ブルートゥーススピーカーを持っていけばラジカセのように嵩張る事はありません。
でもあの頃をふと思い出すと、ラジカセはラジカセで良かったなあ、と思うのです。無駄に嵩張るけど、再生ボタンを一つ押せば音楽が流れるという手軽さがあった。
今のようにペアリングをしたり、アプリを立ち上げたり、そして音楽を探したりする手間はありません。便利になったけど、その分複雑になったなあと。
いわゆる、ノスタルジーですかね(笑)
AmazonとGoogleのAIスピーカーを日常的に使っている私ですが、ここ数年は「アナログもいいなあ」と、再び興味を持っている次第です。
そんな時、雑誌を見ているとなんとも懐かしいデザインが目に留まったではありませんか!
ラジカセです! しかも、昔どこかで見たような、80年台テイストたっぷりの、レトロなデザインのラジカセ。
色々調べてみたところ、当時、三洋から発売されていた「U4(ユーフォー)」シリーズのデザインを復刻し、サンスイから新たに発売されたみたいです。
これ、絶対に欲しい! ということで、早速ポチッとやってしまいました(笑)
色は赤と青の2色から選べたので、よりレトロ感の強い赤色を選択。実勢価格が1万円以内と手頃だったのも購入の決め手でした。
「U4(ユーフォー)」と言えば当時、結構なお値段がして高嶺の花でしたからね。(私は他社の安いラジカセを使っていた)
そのU4デザインをしたラジカセを、このお値段で手に入れる事ができる。買おうかどうか、迷っている暇はありません(笑)
SANSUIの「SCR-B2」というモデルで、末尾に「RD」が付くのが赤色。「BL」と付くのが青色となっています。
今どきのモデルらしく、レトロなデザインをしていてもSDカードスロットとUSBスロットを搭載。メモリカード等に保存したMP3も聴けるようになっていました。
単なるラジカセとしての復刻ではないあたり、なかなか面白いですね。まあ、私はカセットテープオンリーになるとは思いますが(笑)(あと、ラジオも)
Bluetooth(ブルートゥース)機能が内蔵されているのも嬉しいポイントでしょうか。スマホ等とペアリングすれば、Bluetoothスピーカーとしても使えます。
しっかりと、今どきのアイテムとしても使う事ができるんですね。
ただし、最近のBluetoothスピーカーに比べて低音はかなり弱め。その分、ステレオスピーカーでフワッと音が広がる感じはなかなかです。
まさに、レトロで懐かしい音といった感じです。
一応、「BASS」と印刷されたツマミがあって、それを回すと低音を豊かにする事はできますけどね。最近のBASSブーストとは、ちょっと意味合いが異なります。
という事で、このラジカセに合わせて生のカセットテープも購入。(昔録り溜めたテープは山のようにあるけど、それとこれとは別)
何十年ぶりくらいになるのだろう。カセットテープを買ったのは。
昔のようにハイグレードなテープはなく、スタンダードグレードのみでしたけどね。それでも作ってくれているだけでも有り難いです。
日本のメーカーでは現在、マクセルのみが製造&販売しているそうです。
因みに・・・
アナログ化の流れとして、つい最近レコードプレーヤーも購入してしまいました(笑)
遠い昔に手放してしまったレコードプレーヤーを再び購入。この話についてはまた、機会がある時にでもしたいと思います。