※この記事は、2020/01/11に車旅に出かけた時のものです。
別府湾サービスエリアで車中泊。キャンピングカーに備え付けのFFヒーターは、抜群の威力を発揮してくれました。
暖冬とはいえ、まだ寒い1月。車中泊をするにはかなり厳しい季節と言わざるを得ないのですが、FFヒーターがあると話は変わってきますね。
エンジンを停止していても、まるで自宅に居るかのような暖か空間。それをいとも簡単に実現してくれるのが、FFヒーターなのであります。
キャンピングカーを購入する上で、これだけは絶対に欲しかった装備。他のオプションは譲る事ができても、これだけはやっぱり外せませんでした。
アイドリングストップで、電源はサブバッテリーから。燃料は少しずつ、車のガソリンタンクから使われていきます。
ガソリンの消費量は、感覚的にアイドリングの1/10くらい。起動時こそ電気を食いますが、クルージング運転に入ると、電気もそれほど食いません。
つまり、燃料にもバッテリーにも優しい暖房という訳ですね。
因みに、サブバッテリーでどれくらいの連続稼働ができるのかというと。
105Ahのサブバッテリーが1基で、だいたい一晩くらい。今乗っているキャンピングカーの前、軽キャンの時がそんな感じでした。
もちろん、車中泊時のポータブルDVDや、LED照明を併用してそんな感じ。
意外と長く使えるんだな?という印象ですよね。もちろん、サブバッテリーがヘタっていない事が最低限の条件とはなります。
なお、旅先などで走行充電が伴えば、さらに稼働時間を伸ばす事が可能。軽キャンの時、3泊4日くらいなら電気不足に困る事はありませんでした。
サブバッテリーってホント、有り難いですね。
それにFFヒーターを組み合わせれば、キャンピングカーとして鬼に金棒。ここ日本において、夏場を除くオールシーズン、快適に過ごす事ができます。
FFヒーターを点けて車中泊をしたこの日、翌朝の車内温度は21.7度。
冬場の温度としては、理想的と言えるのではないでしょうか。
もちろん、これ以上に温度を上げる事は可能なわけですが、冬服でそんなに温度を上げてしまうと、かえって不快。
温度を上げすぎない事が、FFヒーターと付き合っていく上で重要となってきます。
私の場合、ベバストのFFヒーターでダイヤルは半分とちょっとくらい。この設定が個人的には快適温度となります。(ハイルーフ標準ボディ、断熱材入りのキャンピングカーの場合)
で、一晩使った後のサブバッテリーの残量はというと。上の写真の通り。まだまだ余裕といったところではないでしょうか。(3年以上使った、105Ah * 2のサブバッテリーにおいて)
寒い季節の車中泊を快適にしてくれるFFヒーター。キャンピングカーの装備の中で、満足度が一番高いといっても過言ではありません。