常温保存できる「焼あさり」と無洗米で炊く【アサリ飯】

車中泊キャンプの愉しみの一つに、「朝食を作って食べる」というのがあります。単にパンを焼いて食べても良いですし、ご飯を炊いて食べても美味しいですよね。

外で食べる朝食は何でも美味しい。「今回のキャンプでは何を作ろうかな?」という事で、賞味期限切れになっていた食材を有効活用する事にしました。


常温保存でき、そのままオツマミにもなる「金の焼あさり」というものです。酒のツマミとして食べていましたが、量が多いので余っていました。

それをキャンプに持って行って、「アサリ飯」を作る事に。あさりだけでは寂しいので、スーパーで1パック100円もしない「山菜素材」も加えます。

車中泊キャンプの朝食_1_190804

お米は、いつも使っている「あかふじ 今日のごはん」という無洗米。

一合ずつ真空パックされているので、キャンプではもちろんの事、自宅でも使いやすいですね。

万が一の災害時にも役立つと思い、自宅では常備。それを自宅やキャンプで使っているという事になります。

コッヘルの蓋を開けたら、パキッとパッケージを割って無洗米を入れるだけ。水と「金の焼あさり」「山菜素材」、そして醤油を入れたら準備完了です。

山菜あさりご飯の準備_190804

素材の量の加減から、今回は3合を炊く事にしました。(無洗米を3パック持ってきていました)

この状態で30分ほど放置しておいて、時間になったら炊飯を開始。使用したコッヘルはユニフレームのアルミ製で、既に廃番品のものです。

コッヘルで炊飯_190804

カセットコンロは小型で薄型の、イワタニ「ジュニアコンロ」を使いました。

最初は中火から強火にして、沸騰して蓋が浮いてきたら蓋の動きが止まらない程度に弱火に。炊き方は、他のクッカーと同様ですね。

この間、野菜サラダや納豆などを食べていきます。

野菜サラダと納豆_190804

シェラカップは、長年愛用しているスノーピークの「チタンシェラカップ」。

以前は軽キャンKONGに4セットほど常備させていましたが、軽キャンKONGは手放してしまいましたので、現在はアウトドア収納コーナーに保管させています。

で、サラダ等を食べている間に、湯沸かしも平行して行う事に。

ハイマウントの「ミニパックグリル」を使用_190804

夕食でも使用した、SOTOのシングルバーナー「ST-301」を使いました。

このバーナー、セパレートタイプでコンパクトになるのでお気に入り。ですが、五徳だけはいただけません。鍋を乗せると、安定感がまるで無いですね。

そんな時に重宝するのが、別途用意する折りたたみ式の五徳。

私は、ハイマウントの「ミニパックグリル」というものを使っています。

折り畳めば薄くなるので、オートキャンプでは邪魔になりません。「ST-301」のみならず、「ST-310」やイワタニのジュニアバーナー等、多くのシングルバーナーで使えるのが嬉しいですね。

鍋が安定するので、安心してお湯を沸かす事ができました。

炊飯した山菜あさりご飯_190804

そして炊けた「アサリ飯」がこれ。すごく美味しそうでしょう。実際に、ほっぺが落っこちるくらいに美味しかったですから。

キャンプで食べる炊きたてのご飯は最高!

具沢山の炊き込みご飯となれば、尚更ですね。

炊飯した山菜あさりご飯_2_190804

底への焦げ付きも無く、芯残りもなく、ベチャッとする事もなく上手く炊く事ができました。

そして、目の前で「花ソーセージ」を焼きつつ、炊きたての「アサリ飯」を味わう。

車中泊キャンプの朝食_2_190804

最高のキャンプ飯ではないでしょうか。

焼けた「花ソーセージ」はシェラカップに移し、「ジュニアこんろ対応 マルチプレート」ですかさず、今度は目玉焼きを焼いていく事にしました。

マルチプレートで目玉焼き_190804

フッ素コーティングでくっつかないので、目玉焼きにもうってつけ。焼く時に、油を引いたりする必要もありません。

100円ショップで入手可能な蓋を別途被せて調理をすれば、半熟状態にも簡単に仕上げる事ができます。

半熟卵とあさりご飯_190804

「アサリ飯」の上に乗せて、「卵かけご飯」風に。贅沢な楽しみ方ですね。

自宅で食べる朝食よりも、ついつい多く食べ過ぎてしまいました。

そして食後は、「ルピシア」のフレーバー緑茶でティータイム。

ティー&デザートタイム_190804

デザートは、スーパーで安かったスイカです。

ニトリの「木製フリーボード」も、雰囲気があって良かったですね。まるで青空カフェに居るかのように、過ごす事ができました。