今回の旅のテーマは、「東京の下町商店街の散策」を愉しむこと。立ち食いそば屋で朝食を済ませてからやって来たのは、「巣鴨地蔵通り商店街」です。
以前から「東京下町散歩」という本を見て気になっていて、今回始めて訪れる場所。朝食を楽しんだ御徒町からは、電車で移動してやって来ました。
移動時間はおよそ20分強。思ったよりも早く、予定よりも大幅に早い午前9時過ぎの到着でしたね。
当然ながら、この時間から空いているお店はありません。(コンビニ等は除く)
お店が開いていない商店街を歩くのも悪くはないですが、せっかくなら賑わっている商店街を歩きたい。
そこで考えたのが、10時頃まで時間を潰すという事。幸いにも商店街の入口近くにマック(マクドナルド)がありましたので、コーヒーでも飲む事にしました。
マックでコーヒーを飲むなんて何年ぶりでしょうか。ここ10年以上はコーヒーどころか、そもそも利用した事もありませんでしたからね。
でもこうやって利用させて頂いて、実はすごく便利な場所であるという事を実感。店内で寛げる場所であれば、自分の時間を確保しやすいですね。
おかげさまで、退屈する事なくポッカリと空いた時間を補う事ができました。
そしていざ、「巣鴨地蔵通り商店街」に出陣!
この頃になると、1時間前の光景が嘘のように人でごった返している商店街。人混みはあまり得意じゃありませんが、商店街は賑わっている方が好きです。
多くの人が行き交う商店街を、カミさんと散策。初めて歩く通りは見るもの全てが新鮮で、気になるお店もあちらこちらにありました。
中でも良かったのが、「三代目茂蔵 巣鴨とげぬき地蔵通り店」というお店。豆腐の専門店らしいですが、豆腐以外にも乾物などレパートリーが豊富。何より、驚くような安さだったのが良かったですね。
何点か購入して持ち帰り。特に梅としらすの入った生ふりかけが美味しかったです。(1パック216円)
また行きたいなあ。
で、通りを歩いていて気になった露店がこちら。
「月島流お好み焼き」と幟が上がっていたお店です。
月島流? お好み焼き? どれも気になるワードではないですか。しかも、1枚300円とお安い!
「50年間受け継がれてきた伝統の味」と書かれているのも気になります。
もちろん、お買い上げです。
大阪のお好み焼きとも広島のお好み焼きとも違うそれは、どちらにも負けないくらいにビジュアルが美味しそう。
聞くところによると、もんじゃ焼き用のダシの効いた生地が使われているそうです。
キャベツたっぷりで意外とボリュームがあって、中に入った桜エビがアクセントになっていてメチャ旨し!
大きさ的には広島のお好み焼きの半分、大阪の2/3といった感じですが、厚みがあるので思ったよりも食べごたえがあるのです。
これくらいのサイズの方がむしろ、こういった場所で食べるには良いですね。最高のおやつになります。
フワッとシャキッとで、とても美味しいお好み焼きを頂く事ができました。
ちなみ、このお店のすぐ近くには郵便局があって、そこにはご当地キャラクターの「すがもん」も居ます(笑)
なかなか可愛いキャラクターではないでしょうか。巣鴨にカモをかけて「すがもん」。なんか、ファンになっちゃいました。
そこから移動し、商店街の入り口付近では「すがもんのおしり」を見る事も可能。
ここでおしりを触りながら、記念撮影をしたのは言うまでもありません。
因みに、この反対側には胴体や顔はありません。あるのは、「おしり」だけです(笑)
という事で、かなり楽しめた「巣鴨地蔵通り商店街」。印象は、「おばあちゃん」の聖地といった感じでした。
なお、露店が並ぶのは、毎月4日と14日と24日。(この日は24日でした) 4の付く日が、「縁日」となっているそうです。
-飛行機で行く!上野を拠点に3泊4日の東京旅 2018- (2018/11/24)