憧れの隠岐の島で我々にとって初の車中泊キャンプ。お世話になったキャンプ場は、「ジオリゾートシンフォニー(旧名称:グリーンパークキャンプ場)」です。
他のキャンプ場の受付時間がシビアな中、比較的遅く到着しても受付が可能なこちらのキャンプ場を選択。3日前くらいに予約を入れていました。
車旅で利用させて頂くキャンプ場にとって、有り難いのはやはり受付時間が緩い事ですよね。キャンプ自体が目的ではないので到着時刻が遅くなりがち。その遅い到着時刻にも対応して頂けるところが有り難いです。
感じの良い奥様とご主人さんが運営されているキャンプ場で、電源付きのサイトは1泊3,000円。このお値段で車の乗り入れが可能なオートキャンプを楽しめます。
電源の備わらないサイトはもう少し安いそうですが、眺望があまり宜しくないのでオススメは電源付きサイトとの事。急遽「どこでもクーラー」を持ってくる事にしましたから、電源付きサイトでお願いしていて良かったです
ログハウスのような建物が管理棟になっていて、客室も兼ねているとの事。(1組限定) その建物内にはお風呂もあり、無料で使っても良いとの事でした。
私達は既にお風呂を済ませていたので、利用する事はなかったのですけどね。キャンプ場でお風呂が無料だなんて、素晴らしすぎではないでしょうか。
この日は平日だったのでキャンパーは私達(&翌日のイベントの用意をされていたご主人さん)だけでしたけど、この夏は予約で一杯との事。人気のほどが伺えます。
そのキャンプ場で車中泊キャンプ。
この日のメイン食材は、フェリーターミナルに到着してすぐの所にある産直市場(隠岐ふるさと直売所あんき市場)で購入した、隠岐の島近海産のサザエです。
1袋12個くらいのサザエが入っていて、お値段はナント800円! 凄く安いですよね。隠岐の島はサザエが名産。この旅では是非とも頂いてみたいと思っていました。
そしてもう一品は、これまた隠岐の島近海産の「まいか」と「ひらまさ」の刺身。
「ひらまさ」はブロックでしたので、カミさんが適当にカットしてくれました。
まさに、隠岐の島グルメ満喫の宴。旅先の夕食でご当地の食材を頂けるなんて最高ですよね。これが車旅の、そして車中泊キャンプの一番の楽しみです。
キャンピングカーにセッティングした「どこでもクーラー」が心地よくて外に出たくなかったけど、夕食はサイドオーニングの下にセットした会場にて。
ご当地焼酎の「いそっ子」が、晩酌のメインアルコールとなりました。
米焼酎となっていますが、隠岐の島の海藻入り。口の中に入れた瞬間にフワッと磯の香りが漂います。ほんのり甘くて、そして美味。
この焼酎を飲みながらご当地食材を頂けるなんて堪りません。
サザエは「炉ばた大将」で壺焼きにして、仕上げに醤油を少しだけ垂らして。網から取り上げ、頂きます。
普通、しっぽの部分はジャリジャリしたり色が濃かったりするのですが、そんな事は全く無し。臭みや苦味もありません。
こんなに美味しいサザエを食べたのは初めて! 間違いなく、今まで食べたサザエの中では一番美味しかったです。
そして、炉端焼きにした「まいか」も美味。2枚入っていたので、1枚は刺身に、そしてもう一枚は炉端焼きにして頂きました。
焼くとまた、甘みが増すような感じがします。旨い!
海が驚くほど綺麗だからでしょうか。海産物が半端なく美味しいです。
美味しい海産物を食べ、そして美味しいご当地焼酎を頂く。この時点で、今回の旅の目的は半分以上達成したような気がします。
湿度が高く、とてもムシムシする夜でしたけどね。そんな事も忘れるくらいに、大満足の宴をカミさんと楽しむ事ができました。
そして夕食を済ませたら、今度はキャンピングカーの車内へ。
う~ん、こりゃあ極楽。
「どこでもクーラー」の性能上、激冷えっていう訳ではないですけどね。明らかに野外よりは涼しく、そしてサラッとしています。
これなら窓を閉め切っていても、問題なく車中泊できるレベル。っていうか、シュラフを出しておかないと朝方は寒いかもしれません。
使わない時は場所を取るけど、「どこでもクーラー」は持ってきていて正解。
「どこでもクーラー」のお陰で、翌朝まで熟睡する事ができた私達なのでした。
-さんいんCamperクルーズで行く!車旅で隠岐諸島- (2018/07/13)