フリードスパイクと小型テントで愉しむ車中泊キャンプ。3月のまだ寒い時期でしたので、夕食はコタツを設置した小型テント内で頂く事にしました。
コタツを設置し、ホットカーペット代わりの電気毛布を敷いているので、テント内はポカポカ。さらに暖かくなるように、小型のセラミックファンヒーターも設置済みです。(300Wの電気を食わないタイプ)
この空間なら、寒い思いをする事なく食事をとる事が可能。食事をとった後はそのまま、片付けること無くフリードスパイクで車中泊ができるという寸法です。
まさに、車中泊とテントキャンプの良いとこ取り。両方を同じくらいに楽しんできた、私達ならではの組み合わせかもしれません。
フリードスパイク内でも食事は可能ですけど、できるのはお弁当や軽食程度。コタツを設置しての本格的な食事は、少し向いていないですね
出来たとしても、寝る前の後片付けが面倒。(特にお酒が入った後は) それならばと、テントを設営した訳です。
暖かくなってくれば、タープのみでも過ごせるのですけどね。寒い時期はやはり、寒さを凌ぐ何らかのシェルターはあった方が快適です。
で、そのシェルターの役割を果たすテント内での食事は、やはり温かい食べ物が食べたくなったりします。
でも、テント内で火気を使うのは厳禁。火がテント生地やマット等に燃え移って火事になったら大変ですし、何よりも一酸化炭素中毒が心配。
そこで出番となるのが、火を使わず一酸化炭素も出ないIH調理器です。
使えるのはAC電源が備わるキャンプ場に限定され、IH調理器自体も1,000W前後を消費する為、ブレーカーのダウン等には気を付ける必要がありますけどね。
テント内で温かい物を食べたければ、これ程適している調理器具はないでしょう。(調理による匂いの問題は別として)
コンパクトなタイプを使えば、テント内で場所を圧迫する事もありません。
IH調理器対応のプレートを乗せれば、焼き物だって可能。
深さが適度にあるプレートであれば、すき焼き等の煮汁がある料理も楽しむ事ができます。
コンパクトなIH調理器に組み合わせる場合、イシガキ産業の「アルミフッ素プレート(角型)」がオススメですね。
テーブル上で場所をとらず、焼き物は勿論のこと、ちょっとした汁料理、そして惣菜の温め直しにも使う事ができます。
この日はこれらを使って、福留ハムの「ポークステーキ」を焼く事に。
本当は同じ福留ハムでも、「花ソーセージ」の方を焼きたかったのですけどね。
自宅から持参するのを忘れ、途中立ち寄ったスーパーではかなり高めの価格設定がされていたので、「どうせなら違うものを」という事で、こちらを選んだ次第です。
でもやっぱり、「花ソーセージ」の方が断然美味しいですね。
昭和25年以降、広島県民に愛され続けている熱愛グルメの美味しさには敵いませんでした。
独特の食感がある「花ソーセージ」に比べて柔らかいので、少し物足りなさを感じてしまいます。でもまあ、それでも美味しいのですけど。
アツアツの出来たてを食べられるので、その分美味しさはアップします。
「ポークステーキ」を焼く横では、焼き鳥等の惣菜も温めて頂く事に。
箸休めの一品は、広島産「小いわし」の刺身です。
これも広島で愛されている名物料理で、「7度洗えば鯛の味」という言葉があるくらい、よく洗ってから刺身で頂くと、本当に美味しいです。
ここに来る前、道中の産直市場で購入したもので、広島県は草津漁港から直送されたもの。キャンプではこのように、道中で「美味しいもの」を見つけるのも楽しかったりしますよね。
IH調理器でちょっとした物を焼いたり温めたりしながら、地物の魚を頂く。
何とも贅沢なキャンプの夜ではありませんか。
所々に配置した電球色のLEDランタンが、より一層その気分を盛り上げてくれます。
という事で、食事を終えたらテント内を消灯し、フリードスパイクの車内へ。
既にベッドメイクが済んだフルフラットスペースに寝転び、スカイルーフ越しに星空を眺める事にしました。
結果は・・・・
太陽光線でも暑くなりにくいように加工されたガラスですので、星の光をあまり通しませんでした(^^;
もっともっと、星がクッキリと見えるような標高の高いところならイケるのかもしれませんけど。
でもまあ、スカイルーフ越しの夜空をゆっくりと眺める事ができて良かったです。
セラミックファンヒーターをつけて暖かかった事もあり、あまりにも気持ちよくて、いつの間にか眠っていました。(AC電源は運転席の窓から入線)
-フリードスパイクで行く!車中泊で星を見よう- (2018/03/24)