「江の川カヌー公園さくぎ」というオートキャンプ場にて、二泊三日のテントキャンプ。冬場という事で寒さ対策は徹底して行いました。
まずは、ツールームの土間に置いた石油ストーブ。「トヨトミ レインボー」は対流式ですので、テント内を効率よく暖めてくれます。(要換気)
もちろん、寝る時は消火しなくてはいけませんけどね。起きている時に石油ストーブを点けておくと、本当に暖かいです。
そして内室内にはコタツを設置。軽キャンで運搬するには場所を取るので家庭用の本格的なコタツではなく、アウトドアテーブルとシュラフで作るコタツです。
高さを2段階調整できる折り畳みテーブル(写真手前のもの)をベースとして使い、一枚物のテーブル(写真奥側のもの)を脚を出さずに天板として使う。
その間に全開したシュラフを挟めば、コタツの完成です。
折り畳みテーブルの裏にはデスクヒーターをセットできるようにしており、そうする事でより一層コタツとして使う事ができます。
が、今回はデスクヒーターを持ってくるのを忘れたので、セラミックヒーターと省エネダクトのみでコタツを作る事に。
小型のセラミックヒーターはテントの内室を暖めてくれ、同時に省エネダクトを温風が通ってコタツ内を暖めてくれます。
こうやって作った即席のコタツ、家庭用の本格的なコタツに比べても遜色無いほどに暖かいのであります。
写真向かって右側が私のスペースで、左側がカミさんのスペース。
その両方に小型のセラミックヒーターを置き、2人が寒くならないセッティングとしました。
セラミックヒーターにしては300Wと省電力なので、複数使いにはもってこい。2人がそれぞれ専用で使っても、トータルで600Wしかかかりません。
大きなヒーターをドンと置くよりも、この方がかえって暖かいですね。
その暖かな空間で、ハードディスクに録り溜めた番組を観る。
持参してきたアイテムは、キャンプや車中泊で大活躍中のモニター付きハードディスクレコーダー「ディーガプラス」です。
これ、車中泊やキャンプと相性抜群。普段は自宅で、サブのレコーダーとして活用しています。
因みにこの日は、テント内でIH調理器を使ってプチ鍋でもしようと企んでおりました。IH調理器は火を使わないので、テント内でも安心して使用する事が可能。
その際は、少し前の記事で書いたように電力オーバーでブレーカーを落とさないようする事が必要ですけどね。
ワットメーター付きの電源タップを使って監視すれば、大丈夫です。
2つのセラミックヒーターやテレビ、照明や冷蔵庫を加えても1000Wを大きく超える事はありませんでした。(IH調理器を「中」で使えば約400W)
なんだかキャンプというか、自宅と変わらない感じになっていますけど。自分で工夫をして快適な空間を創るというのが、愉しいのです。
-2泊3日のテントキャンプ・江の川カヌー公園さくぎ- (2018/12/22)