コンパクトなサイトだったので、目指したのもコンパクトなキャンプ。使う道具は必要最小限とし、火種はシングルバーナーの「レギュレーターストーブ ST-310」一本に絞る事にしました。
このバーナー。オートキャンプというよりはツーリングでも使えるコンパクトなもの。市販のカセットガスが使えるというのも、扱い易さやランニングコストの面で良いですね。
今回はこのバーナーに遮熱板をプラス。これ一つで、網焼きと鉄板焼きの両方を楽しもうという事です。
遮熱板は、「SOTO レギュレーターストーブ 対応 グリルプレート(遮熱板付き)」の付属品。シングルバーナーだとどうしても輻射熱が気になりますが、遮熱板があると安心ですね。
先ずは金網を乗せ、その上でサザエのつぼ焼きを焼いていって。
金網には、「卓上焼台(カンダ製)」を使いました。
※関連記事(「軽RV紀行 – 軽キャンで車中泊とキャンプ旅」より)
コンロを汚さない卓上焼台は家呑みにも最適
この金網、160mm×160mmというサイズでシングルバーナーにジャストフィット。アルスターで出来た波状の板がある事で、直火が当たらず遠赤外線効果で食材を優しく焼く事ができるようになっています。
サザエのつぼ焼きなど、海鮮での使用にはもってこい。下に汁等が少々落ちたとしても、アルスターの板があるのでバーナーが汚れにくなっています。
ただし、輻射熱が大きいので単体での使用はNG。シングルバーナーで使用するには、必ず遮熱板が使った方が安全ですね。
あと、これで肉も焼けなくはないのですが、脂まみれになる恐れがあるので止めておいた方が良いでしょう。まだやった事はありませんが。
という事で、サザエのつぼ焼きを楽しんだ後は金網を下ろして鉄板にチェンジ。鉄板は、先程から使用している遮熱板の方の本体、「SOTO レギュレーターストーブ 対応 グリルプレート」を使いました。
この鉄板もまた秀逸。板厚4.5mmの黒皮鉄板は蓄熱性に優れるので、一度熱せられてしまうと、食材を置いても鉄板の温度が下がりません。故に、安定して美味しく焼く事ができるのです。
熱が均一に伝わりますからね。「板厚」=「美味しさ」と考えても差し支えないでしょう。
使えば使うほど油がしみてくっつきにくくなるのも鉄板ならでは。「比婆牛」と「広島牛」の食べ比べ。美味しゅうございました。
さて、夕食を済ませてマッタリと焼酎でも飲みながら過ごしたら、早めにテント内へ。
このテント(ユニフレームの「AG-TARIL2」)、前室の使い勝手が抜群ですね。
クーラーBOXやキャンプ道具等の荷物置き場になりますし、小型のテーブルを置けば晩酌にも最適。小型のテントながら、二人で広々と使う事ができます。
今年二度目のテント泊。いつもは車中泊が多いけど、テント泊にはテント泊の楽しさがあって良かったです。
-ひろしま県民の森でテントキャンプ- (2017/08/19)
“卓上焼台と板厚4.5mmの鉄板をレギュレーターストーブで” への1件の返信
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