前回の記事で書きました通り、「包ヶ浦自然公園」から「宮島桟橋」や「宮島水族館」方面には、乗り合いのメイプルライナーというバス(タクシー?)が定期的に出ていました。乗車料金は大人一律300円。
「包ヶ浦自然公園」は宮島の観光地から離れた場所にありますからね。そこを拠点に徒歩で移動しようと思うと、結構キツイのです。ですから、こういった交通機関があると助かります。
もちろん私達は、そのメイプルライナーに乗ってメイン通りへ。メイプルライナーの正体はズバリ!ハイエースのスーパーロングでした。(他にも色々な車両タイプがあるみたいです)
向かった先は、終点の「宮島水族館」。手前の「宮島桟橋」でも降りる事ができたけど、人が多くてこの時間からの場所取りは無謀だろうとの判断から、比較的安全パイの「宮島水族館」を選択です。
花火を観るのならやっぱり、宮島桟橋から厳島神社周辺にかけてがベストポジションなのですけどね。当然の事ながら、競争率の方もグンとアップします。
それよりは確実にという事で・・・ 選んだ場所は宮島水族館の少し先にある公園。思った通り、まだ場所取りできるスペースは残っていて、余裕で自分達のシートを敷く事ができました。(真ん中の紺色のやつ)
風で飛ばないようにと、持参したソリッドステーク20でペグダウンして(笑) キャンプ道具はこういった場面でも役立ちますね。(下が土じゃないと駄目だけど)
ちなみに、場所取りをした海岸線の後ろは公園になっていて、ここにテントを張られている方も結構いらっしゃいました。
その向かいの神社側は「テントの設営・キャンピングカーの侵入禁止」と看板が立っていたけど、海岸側は大丈夫みたい。地元の方なのか、BBQもされていましたよ。
すぐ近くには24時間使えるトイレもありますからね。なるほど、こういった選択肢もあるのかあ。ただ、近くに駐車場が無いんだよなあ。
という事で、場所取りを済ませたら宮島のメイン通りへと徒歩で向かい、花火が上がるまでの時間はプチ観光でも楽しむ事に。
厳島神社近くの海では、潮が引く前から海に浸かり、三脚を立ててカメラの場所取りをされている方が結構いらっしゃいました。
夏とはいえ、ずうっと浸かっていると寒いでしょうね。それでも良い写真を撮るには、これくらいしないといけないのでしょうね。
鳥居を入れて、ここから観る花火は最高だろうと想像できます。
で、他人事のように(笑)そこを通り抜けて、表参道商店街へ。
「紅葉堂本店」で「揚げもみじ」を頂きました。
私がチーズで、カミさんがクリーム。
「揚げもみじ」とはその名の通り「もみじ饅頭」を揚げたもので、揚げたてでカラッとしていてメチャ旨い! 宮島に渡ると必ずと言っていいほど頂いています。
表参道商店街ではこういった、食べ歩きが楽しいんですよね。
少し路地を離れて、アルコール入りの「レモンサワー」を頂いたり。
実は花火大会だけではなく、こういった宮島プチ観光も楽しみの一つだったのです。
広島に住むようになって長いけど、宮島は何度行っても良いところ。近場というのを意識せず、観光客気分で楽しむ事ができます。
まるでどこか遠くの観光地へ行ったみたい。
今宵はそんな素敵な島で、夜は花火が上がります。そしてそのまま、キャンプ場に戻ってテント泊。
こんな宮島の楽しみ方もあるのですね。
-テントキャンプで宮島水中花火大会- (2017/08/26)